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アスド会館裏のビュー ― 2014/04/07
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アスド会館裏にはなかなかのビューポイントがあり、たびたび訪ねていますが、このエリアに他にも優れたところがあるとのご教示(岡野岬石さま)を得て、本日トレースしてまいりました。
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アスド会館の正面玄関の前の通りを突きあたりまで行くと、右に海側へ(会館の裏側)へ回り込む道があり、左側はプールのある建物へ道がのぼっています。さて、ここ(Aポイント)で岬石さんが書いてくれた地図を開き一考します。
この突当りの先は舗装がない少し荒れた広場になっています。この広場の先に道があるのではないかと、取りあえず歩を進めてみました。すると左前方に開かれた細い道が続いていました。使われていないヤブの道です。
多分、これだろうと進んでゆき、ヤブを払って道形を追いました。しかし、道形らしきは緩やかに高度を下げています。しかも、崖っぷちを歩いているみたいに、林の間から青い空、海がちらちら見えています。
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<このまま行くと高度をどんどん下げてしまう。戻ることにしました>
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<なるべく高度を下げないで、北へ向かいます>
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これはいずれまたの機会に辿ることにして、今回は戻って出直すことにしました。途中、もう一本道形らしいのがあったからです。で、これに従ってゆくと、間もなくちょっとした伐採跡に出て、その先、また枝を掻い潜ったりして前方左右に走っている道(B)に出ました。綺麗に刈り払ってある広い道です。右に続く道の前方に海が広がっていました。
<刈り払われた広い道の前方に熱川の海岸が!>
広場は背丈のあるカヤが一面に生い茂っています。大島が海に浮かび、露払いに、おお!枯れた松が脇侍しているではありませんか!きょうは風もなく、暖かい日の光に恵まれて、ここにベンチでもあれば景観を楽しみながら昼寝してもいいですね。
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この第2のビューポイントへはAポイントからプール施設まで坂を上がった先(E)に入口がありました。カヤ原まで綺麗に刈り払った道でした。
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帰りにもう一つのビューポイントに寄ってみました。進入禁止のロープが相変わらず張られたままです。この広場は以前から瓦礫の捨て場所にしているようで、今回も大きな丸太の切れ端が放置されていました。でも、眺めは抜群です。天城連山を見るなら、この場所。大島を正面に見るなら前者というところでしょうか。
「車」の付いた屋号 ― 2014/04/10
馬道で84歳のおばあさんにお会いしました。どなたかに似ていると思ったら、あの奥入谷の古老の妹さんだという。お兄さんは90歳を過ぎていますから、ずいぶんな長寿のご兄弟です。しかも頗る元気な方です。
嫁ぎ先の屋号はアラッコの車石さん。この屋号は稲取に2軒あるんだそうで、姑さんが水下の平塚に一時縁があったことから、同じ屋号で呼ばれるようになったらしい。また、下平塚あたりを“ひづか”と言っていたので、平塚を“ひづか”と呼ぶようです。
先日、屋号「見高車」に縁がある方にお会いして、そのいきさつをお聞きするチャンスがありましたが、この屋号は河津見高でお米を搗く水車を回していたことに由来するとのことでした。大八車を引いていた、ということではないのです。
そのことをオバアサンに訊いたら、“ひづかの車石”は水車には関係ないと断言しました。何故なら、周りには川が無いからだそうです。だとすると、この由来は何か?考えて見るのも面白いですね。
大昔、石器時代の人々が集落を形成し経済が一定の段階に進んだ頃、今で云う貨幣の役割を石に負わせたことがあったそうです。それも、大きな丸い石で、真ん中に丸い穴が空いた石=車石。車石がたくさん積んであった大金持ち?それとも、4輪が石の大八車を牽いていた車引き?
嫁ぎ先の屋号はアラッコの車石さん。この屋号は稲取に2軒あるんだそうで、姑さんが水下の平塚に一時縁があったことから、同じ屋号で呼ばれるようになったらしい。また、下平塚あたりを“ひづか”と言っていたので、平塚を“ひづか”と呼ぶようです。
先日、屋号「見高車」に縁がある方にお会いして、そのいきさつをお聞きするチャンスがありましたが、この屋号は河津見高でお米を搗く水車を回していたことに由来するとのことでした。大八車を引いていた、ということではないのです。
そのことをオバアサンに訊いたら、“ひづかの車石”は水車には関係ないと断言しました。何故なら、周りには川が無いからだそうです。だとすると、この由来は何か?考えて見るのも面白いですね。
大昔、石器時代の人々が集落を形成し経済が一定の段階に進んだ頃、今で云う貨幣の役割を石に負わせたことがあったそうです。それも、大きな丸い石で、真ん中に丸い穴が空いた石=車石。車石がたくさん積んであった大金持ち?それとも、4輪が石の大八車を牽いていた車引き?
役場前に花の広場を ― 2014/04/11
今朝、役場前を通りかかったら、ちょっと変わった雑草に気が付きました。山地で見るツリガネニンジンのような小さな花で、葉がスイセンに似ています。ネットでツリガネズイセンとわかりました。薄紫色の縦縞が印象的です。ユリ科シラー属の外来植物だそうです。
このそばにカラスノエンドウも咲いていました。小さなピンクの花びらが綺麗な花です。他にも、ちょっと離れた場所にオオイヌノフグリ。この花も小さな花ですが、青色が透き通ったようで綺麗ですね。役場前の広場が歩道に隣接する場所にはいろいろな雑草が生えていて、春から夏にかけては目が離せません。
そこで、この広場が船着場の一部を除いて芝生や雑草で覆われていたらと思うのは、手前勝手な単なる思い付きだと非難されそうですね。でも、稲取駅から海に向って降りてきて、左右に広がる花園を前にしたら、また違った印象を皆様持つのではないでしょうか。
この広場は自動車の駐車場でもあり、各種イベントが開かれる場所でもあり、かつまた、コンクリートブロックを製造する場所となったりしています。しかし、観光立国ならぬ、“立町“を標榜するなら、こんな観光に大事な場所でコンクリートブロック造りはいかがなものかと思うわけです。
それから以前にも書いたように、この広場に接する歩道上には相変わらず犬の糞が目立ちます。犬を散歩させているたいていの人は手ぶらで、それなりの用意をして歩いている人はごく一部の人でしかありません。都会では考えられないことです。犬の糞の後始末は飼い主のマナーであり、観光地ならそれ以上に大事なことです。犬の糞を踏んづけた時、観光客はどう思うでしょうか?
観光客誘致のために施策を思いめぐらすのは勿論大事なことです。しかし、その前に観光客を迎える住民の意識を先ず変える必要があります。住民一人一人が観光大使の自覚を持ったら、稲取も随分変わるでしょうね。最低線、当たり前のマナーは堅持したいものです。
このそばにカラスノエンドウも咲いていました。小さなピンクの花びらが綺麗な花です。他にも、ちょっと離れた場所にオオイヌノフグリ。この花も小さな花ですが、青色が透き通ったようで綺麗ですね。役場前の広場が歩道に隣接する場所にはいろいろな雑草が生えていて、春から夏にかけては目が離せません。
そこで、この広場が船着場の一部を除いて芝生や雑草で覆われていたらと思うのは、手前勝手な単なる思い付きだと非難されそうですね。でも、稲取駅から海に向って降りてきて、左右に広がる花園を前にしたら、また違った印象を皆様持つのではないでしょうか。
この広場は自動車の駐車場でもあり、各種イベントが開かれる場所でもあり、かつまた、コンクリートブロックを製造する場所となったりしています。しかし、観光立国ならぬ、“立町“を標榜するなら、こんな観光に大事な場所でコンクリートブロック造りはいかがなものかと思うわけです。
それから以前にも書いたように、この広場に接する歩道上には相変わらず犬の糞が目立ちます。犬を散歩させているたいていの人は手ぶらで、それなりの用意をして歩いている人はごく一部の人でしかありません。都会では考えられないことです。犬の糞の後始末は飼い主のマナーであり、観光地ならそれ以上に大事なことです。犬の糞を踏んづけた時、観光客はどう思うでしょうか?
観光客誘致のために施策を思いめぐらすのは勿論大事なことです。しかし、その前に観光客を迎える住民の意識を先ず変える必要があります。住民一人一人が観光大使の自覚を持ったら、稲取も随分変わるでしょうね。最低線、当たり前のマナーは堅持したいものです。
鯉のぼり ― 2014/04/12
「やねよりたかい こいのぼり・・・」
東伊豆町恒例の「つるし端午の福祭り」が今週月曜日から既に始まっています。3月までの女児のお祝いに続いて、男児のお祝いです。
町内では初節句を迎える男子を祝って鯉幟を立てるお宅が目立ってきました。鯉幟は上から順番に吹き流し、真鯉、緋鯉、そして小鯉、の大きい順です。江戸時代に始まった武家の風習だそうですが、数百年かかって形がうまく整ったものですね。
下の海岸通りでも、Kさんのお宅の庭に鯉幟が高々と立ち上がり、今朝は薫風を受けて矢車が回り、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。待ちに待った男児が誕生して、初孫を替わるがわる抱くオジイチャン、オバアチャンの嬉しそうな顔。
イルカのモニュメント ― 2014/04/13
志津摩に新名所誕生!
志津摩の“よこおら”の海岸には志津摩遊歩道があって、近くのホテル宿泊者たちが散歩している姿をよく見かけます。恋人たちのランブリングロードですね。遊歩道の奥にはイチゴ狩りができるハウスがあり、伝説として語り継がれてきた“オフネ石”もあります。
この遊歩道の入り口から少し歩いたところに、遊歩道に隣接して山側に新しい石像物がいつのまにか誕生したのです。黒御影石でスベスベのイルカが目に飛び込んできました。傍らにキンメの石柱もあります。
そして用意されたベンチに座れば前方に海が広がり、手前に“たるがね”の地蔵岩が遠望でき、更にその奥に下田の海岸や爪木崎まで見通すことができます。
今年は年が明けて以来、稲取の最南の地、志津摩にまでは足を向けられなかったのですが、今日は遊歩道の両側いっぱいに咲きそろったハマダイコンにも迎えられ感激ひとしおでした。
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これを立てた徳造丸の会長さんの話しでは、このほかにもう一つ人魚が登場することになっているとか。いっそのこと、この奥に広がる一帯を花園で埋め尽くしたら、その入口のランドマークとしてイルカちゃんが一層人気になるのではないでしょうか。
ここには上から“清水っ川”の湧水が流れ込んで小川が流れ、川端にはクレソンなどが自生して、ジオパークにする条件が揃っているように思えます。いずれにしても遊歩道を散歩する者にとって嬉しいニュースですね。
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