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白田山の三角点2016/04/24

<八丁池から縦走路に入って>
急に思い立って天城山に遊びました。勿論、あの白田山の三角点にタッチするのが目的です。ところが、きょうは無残な結果に終わってしまいました。

 

先ずはいつもの準備不足。肝心なマップ(地形図)を持ってこなかったことです。そしてもう一つは、時間の余裕がなかったこと。バスの便が少ないために、最終バスに乗り遅れると、車道を延々と数時間も歩かなければならないというのが頭にありました。

 

白田山は縦走路から外れていますが、明瞭な尾根沿いの道なので、特別な問題はないだろうと考えておりました。バスについては、八丁池口発の最終バスは15時42分。朝、八丁池口に着いたのが10時ちょうど。従って、5時間42分が持ちタイムです。

 

今朝は曇り空で、山にはガスがかかり、時折、それが雫になって落ちてきます。青葉若葉がしっとりした雰囲気の中に溶けこんだ風情には随分と癒されました。

 

白田山の三角点には触れることが出来ませんでしたが、素晴らしい山歩きが出来たことは間違いありません。いずれまた、次回はじっくり準備して実りある山行きにしたいと思います。

 

帰宅して国土地理院の地形図を見ると、白田峠①から稜線②に上がって、④の頭から北東の尾根に進めば簡単に三角点は探し得たはずです。しかし、マップを持参しなかった結果、②から先ず③へ痩せ尾根を進み、どうやら西側にはないだろうと、取って返して④の頭にやってきました。

<痩せ尾根上の境界標石> 

この“頭”は一つの高まりで、山頂の雰囲気がありました。でも、三角点は見当たりません。この山頂は広く霧が濃いため、無理をせず来た道を戻ろうと決心。ところが、三角点の尾根のほうへ行きかけて磁石を見ると、北へ進んでいます。ここで少し慌ててしまい、来た道に戻ることはできましたが、痩せ尾根から白田峠に直接下ることが出来ず、別の尾根に入ってしまったがため、また登り返すテイタラク。

 

雪山の視界不全なときの怖さを思い出しました。山をなめてかかってはいけませんね。あらためて肝に銘じました。

 

白田峠に戻ってから戸塚峠まで行ってみました。このラインは久しぶりです。この辺も魅力あります。また歩いてみたいと思っています。