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八十八夜と五風十雨2018/05/02

シャリンバイ
<大川端のシャリンバイ この間、トベラが咲き出してから、やはり数日遅れでやっと咲き出した>

きょうは夏も近づく「八十八夜」で、茶摘みや種籾を蒔いたりする時期です。白井明大著「日本の七十二候を楽しむ――旧暦のある暮らし――」を開いたら、「八十八夜の忘れ霜」という言葉を見つけました。こんな時期でも、突然霜が降りてくることがあるから気をつけよ、ということですね。でも、昨今の天候は場所によっては30度を超すような所もあり、日差しも強く夏日を思わせるお天気が続いています。「青葉若葉に風薫る五月」を楽しみたいのに残念です。

また「五風十雨」という言葉の紹介もされてました。五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降るような順風満帆なお天気や物事の状態のことです。味わいのある言葉ですね。でも、五日続けて風が吹き十日続けて雨が降る、などと解釈すると、精神状態を疑われてしまいかねませんから気を付けませんとね。