けもの道 ― 2012/10/31
今朝の散歩コース
“うんまみち”~二つ掘り~“池”~喫茶ミルク~国道~徳造丸本社ビル~“板取久保”~茶ノ木平~農免道路~山神社~長坂~中川の畑~さくら介護
きょうのテーマは“鏡石”、そして向山の石丁場跡を覘くこと。
ミルクに降りたときは丸平家具さんから向田に向かいますが、国道から見下ろしたところ、田圃のオーナーの姿がありません。“鏡石”は向田の棚田の北側にあり、それらしき大岩を先日見届けていました。オーナーのUさんからなら、鏡石についていろいろ聞けるのではないかと考えていたのです。きょうは残念ながら向田に降りずに向山に向います。
徳造丸本社ビルの裏手左に向山に取り付く細い山道があります。ここに入ってすぐの場所に岩や石がゴロゴロしていて、築城石をこしらえたと直ぐ分るカケラがその辺に散見出来ると聞いていました。
しかし、想像していた以上にボサがひどい。やはりそれなりの足ごしらえが必要でした。外見からでは簡単に石が見つかりそうにありません。またの日に出直すことにしました。
そこで坂下川沿いの道を上がろうとしたところで、急に板取久保を上がってみようと決心しました。実は徳造丸本社ビルの裏手の竹林に道らしきが続いていそうなのを見て、以前から狙っていたのです。
草で覆われた小さな橋の左端にからくも通れそうな道筋がついていました。そこを通って坂下川を渡ります。たまには人が通っているのではないかと思っていましたが、この踏み跡は獣が付けた獣道でした。その先は荒れた竹林で、倒木ならぬ倒竹によって間もなく道はなくなっています。
それでも強引に竹を頼りにずり上がって行ったのは、この直ぐ上に板取久保のミカン畑があるはずだと分かっていたからです。クモの巣が嫌気を誘うヤブ歩きを右に左に我慢すること10分くらいで畑に躍り出ました。
周囲は電柵で囲ってありました。その電柵に沿ってミカン畑の外側から上部を目指します。やがて道らしき道を探し当て、ホッと安堵。この板取久保の南斜面は内部に入り込んだら迷いそうなほど広い。
ミカン畑の持ち主の姿はありませんでしたが、勝手な侵入を心の内で謝りながら水平な農道をゆき、ついに釜めしさい川へ降りる道に出ました。出たところで、この間も驚かされた大蛇が待ち受けていました。
アオダイショウかなと思っていたのが、今日は相手が身をひるがえしたときにチラッと赤い筋のようなものが見えたので、毒蛇ではないかと身が縮む思いでした。それでも、今回は前回と違って先様が退いてくれたので助かりました。
それにしても反対方向から出遭った前回、細い道を横断したまま動かなかったのは、どういうことなのか?ミカン畑への侵入を拒んでいたとしか思えない大蛇クンの態度でした。
このあと茶ノ木平で素敵な出会いがありました。この続きはまたあしたに。
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