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電動自転車2009/05/19

徳造丸
現在、私たちには車がありません。どこへ行くにも電車・バスの利用で、可能な限り歩くことにしております。バスが走っていても、徒歩30分くらいの距離でしたら、先ず歩きます。歩くことで気分がすっきりします。

どうしても車が必要なときはタクシーを利用すればよいのです。雨の日に大きな荷物を抱えているとき、夜遅くなったときなどタクシーは便利です。

そんなわけで車はなくとも別段不便には感じませんが、自転車は大いに利用しておりました。転居を決意したときは生活用にも‘散歩の足’を伸ばすにも、自転車は必要と考えておりました。お買い物はもちろん、遠乗りで未知の土地探検が出来る。かように漠然と楽しいイメージを描いておりました。

ところが、物件の下見の際、伊豆稲取の起伏の激しい道を通り、とても利用できるものではないと悟りました。平坦なのは港を巡っている一部の道だけで、それ以外はバス通りにしても殆どが上下の坂道です。しかも、道幅は狭く自動車の往来は頻繁にあります。従って普段この地では自転車に乗っている人を殆ど見かけません。

きのう天王坂で自転車を止めているお年寄りがいました。珍しいことです。自転車にまたがったまま、タバコを吸っているところを見ると、一休みしていたのでしょう。荷台には買い物袋がふくらんでいました。

よくよく見ると、この自転車は電動自転車でした。そのうち、スイッチのようなものを入れてからひと声あげるや、さっと登り始めました。それが颯爽と軽々しく飛ぶように、見る見るうちに姿を消したではありませんか。お年寄りが、あんなにも格好よく!

最近の電動自転車のパワーの凄さに驚きました。足で漕いではいるものの、バイクに近いパワーです。しかも音は聞こえなかったし、排気ガスもない。今はやりのエコロジーにぴったりです。あれならどんな坂道でも行けそう。

平坦な道や下り坂なら電動スイッチを切れば、自ずと運動ができる自転車になります。車道に自転車道か十分な歩道があったら、電動自転車は私たちにとって最高のオモチャとなることでしょうに。

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