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神子元島灯台 ― 2014/11/09
1854年に日米和親条約が結ばれて今年が160年目になりますが、それを記念して「道の駅開国下田みなと」で特別企画展「神子元島灯台と日本の灯台」が開かれていると聞き、本日訪ねてまいりました。
ふれあいの森に上がると、西方、爪木崎の沖に小さな島が浮かんでいるのが見えます。それは船舶かと見紛うほどで、これが神子元島(みこもとじま)。そして島の中ほどに立って帆柱とも見える灯台が神子元島灯台です。
釣り好きの人の話しでは、神子元島の周辺には大型の魚が回遊しているそうで、格好の漁場になっているとか。ただ、この周辺の海域は海流が早く複雑で、浅瀬もあるところから、昔から遭難が絶えなかったと聞いています。
ところで企画展では、神子元島灯台は日本最古の石造灯台だと説明を受けて、「日本最古」と言う言葉が引っ掛かりました。三浦半島の横須賀市出身の私としては、観音崎こそが日本最古の灯台であると信じていたからであります。
しかし、海上保安庁の係りの方の説明を聞いて、その考えを改めざるを得なくなりました。実は、観音崎の灯台は日本で初めて設置された洋式灯台ではあるが、大正時代に2度の震災にあってその都度立て替えられ、現在は3代目の灯台だということです。
片や神子元島灯台は部分修復こそ施されたにしても、立て替えられてはいない最初からの灯台だということでした。ですから文字どおり日本最古の、“建設当時から現存する”灯台ということになります。目からうろこ、そして目から涙・・・?
驚いたことに、こんな小さな島に最初の頃、灯台守りが住んでいたんだそうです。それも家族で。「喜びも悲しみも幾年月」が思い出されます。きっと、この島にも喜びと悲しみがあったことでしょう。そんな話を聞いて、私も神子元島へ行ってみたくなりました。
今年は春に東京都と東伊豆町の協賛で大島行きの船が出ました。台風による土砂災害からの復興のための行事として企画されたものでした。では、開国160年を記念した行事として、神子元島へ船は出せませんかね、格安で。
ふれあいの森に上がると、西方、爪木崎の沖に小さな島が浮かんでいるのが見えます。それは船舶かと見紛うほどで、これが神子元島(みこもとじま)。そして島の中ほどに立って帆柱とも見える灯台が神子元島灯台です。
釣り好きの人の話しでは、神子元島の周辺には大型の魚が回遊しているそうで、格好の漁場になっているとか。ただ、この周辺の海域は海流が早く複雑で、浅瀬もあるところから、昔から遭難が絶えなかったと聞いています。
ところで企画展では、神子元島灯台は日本最古の石造灯台だと説明を受けて、「日本最古」と言う言葉が引っ掛かりました。三浦半島の横須賀市出身の私としては、観音崎こそが日本最古の灯台であると信じていたからであります。
しかし、海上保安庁の係りの方の説明を聞いて、その考えを改めざるを得なくなりました。実は、観音崎の灯台は日本で初めて設置された洋式灯台ではあるが、大正時代に2度の震災にあってその都度立て替えられ、現在は3代目の灯台だということです。
片や神子元島灯台は部分修復こそ施されたにしても、立て替えられてはいない最初からの灯台だということでした。ですから文字どおり日本最古の、“建設当時から現存する”灯台ということになります。目からうろこ、そして目から涙・・・?
驚いたことに、こんな小さな島に最初の頃、灯台守りが住んでいたんだそうです。それも家族で。「喜びも悲しみも幾年月」が思い出されます。きっと、この島にも喜びと悲しみがあったことでしょう。そんな話を聞いて、私も神子元島へ行ってみたくなりました。
今年は春に東京都と東伊豆町の協賛で大島行きの船が出ました。台風による土砂災害からの復興のための行事として企画されたものでした。では、開国160年を記念した行事として、神子元島へ船は出せませんかね、格安で。
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