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津波対策緊急整備事業2014/11/28

向井の海岸道路から“上の山遺跡”がある台地へ上がると、稲取港のすべてが一望できます。急な石段をかなり上がりますから、そこからの景色が抜群なのは当然です。

 

先日この石段を上がった時には上の法面の雑草が刈り取られて一変していたので、何の工事かなと思っていましたが、今朝は石段の途中の工事看板に気付いて、工事理由がよくわかりました。県土木事務所発注による津波対策緊急整備事業の一環でした。

 

急な斜面なので避難のために、この石段を上がるのは大変でしょうが、一刻を争う場合はむしろ効果的です。避難される方々には頑張ってほしいところです。
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ただ、お年寄りや体の弱い方などの場合は、隣近所で連携して助け合うなど、やはり特別の対策を考えておく必要がありますね。それとは別にモノレールを設置しておくというのはどうでしょうかね。あの、急斜面のミカン畑でよく見るミカン運搬用のモノレールです。

 

これは個々の農家で設置しているようですから、設置費用は大げさなものではないはずです。安全性の問題は、傍で確実に支えてあげながら昇ってゆけば問題ないでしょう。検討してみるのも悪くないと思いますよ。あるいは、人間の運搬用にもっと適したモノレールがあるかも知れませんね。

 

それと、看板には、草木が二度と生えないようにしますと書いてありました。まさかコンクリートで覆ってしまうのではないでしょうね。石段の通路だけならそれも良いですが。でも、ショベルが入っている斜面は何とかしてほしいですね。
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港からこの台地を見上げたときに、あの小鳥のランドマークの「ふれあいの森」のように、何かが目に付くというようなものを考えて欲しいですな。赤いサルビアなんかをビッシリと植えるなんて、どうですか?サルビアは息が長いですから。スイセンもいいですね。それとも、あっと驚くようなものを設置するとか。