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水蒸気消毒とピクリン ― 2015/05/28
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キヌサヤエンドウなどの栽培で連作障害があったのを、土壌を消毒殺菌することによって連作が可能になった、という話は中川の畑でOさんから聞き、なるほどそんな問題があって、それもあることで解決していることを知りました。
あることとは、土壌にクロルピクリンという薬剤を注入する方法です。Oさんはそれを自転車の空気入れみたいなもので注入していました。この薬剤は毒性が強く、取り扱いは慎重にしなければならない、と強調していました。
きのう、ヤマハンノキハイウェー(中の平~アニマルキングダム間の林道)を歩いて、独活峰から“やさくぼ”に下る途中、ハウス農家の方に運良くお会いでき、思いがけない機械を見ることが出来ました。
この道を通るたびにハウスの脇の倉庫に掛かっている「63年度静岡の花産地強化事業」と書かれた看板が気になっていました。ちょうど、ご主人と奥様が仕事を終え、お帰りになるところを、時間を割いて説明してくれたのです。
それは文字通り、静岡県産の花卉の消費拡大や生産振興を図るために行政が園芸農家を支援強化するということでした。具体的には、このハウスの脇にある倉庫の中に眠っていると言います。ご主人は倉庫の扉にかかったカンヌキをわざわざ外して見せてくれました。
中に入っていたのは蒸気機関車のような大きな代物です。実はこれは水蒸気を使った土壌消毒用の機械でした。水蒸気を加圧して100℃にし、土の中へ注入して土の温度を80℃に高めることで土壌の消毒を行うものです。土壌消毒はカーネーションなどの園芸作物にも必要だったのです。
この支援事業により、園芸農家の仕事は前進しました。しかし、何度かこの機械を使っているうちに、何分にもバカでかい機械なので、準備するだけで億劫になり、そのうちに別の簡易な方法が出回るようになってから、ついにお蔵入り同然のような状態になりました。現在では、私がOさんから聞いたように、クロルピクリンを使っているということでした。
<このローラーが付いている小機械はピクリンを土中に注入する機械>
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また、この裏の倉庫にも大きな機械が眠っていました。これは巨大な暖房機です。大きなハウスの中を温めるには必需品ということなのでしょう。ただ、現在は燃料費の関係から、お蔵入りしているようです。
<これは巨大な暖房機>
とにかく昨日はバカでかい機械を二つも見せてもらいました。ハウス栽培でも、いろいろご苦労があると知った次第です。
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