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農免道路を行く2019/09/22

きのう、入谷の農免道路を歩いたのには二つの理由がありました。一つは四等三角点の写真をあらためて撮っておくこと、そしてもう一つは知人の所有する土地が今どんな状態になっているかを確認すること。出発は午後3時ちょっと過ぎでした。

 

先ずは一望閣まで上がり、吉久保道を行きます。例によって大洞の谷間をじっくりと堪能しながら急な坂をゆっくりと進みます。そして飯盛山のハチマキ道路を左回りして山神社前に立ちました。

 

ここから農免道路(県基幹農道)を行きます。志津摩川にかかる向畑橋を渡って坂を上がりきったところで、先方から散歩しているらしい二人連れの紳士淑女に出会いました。道の右手に立派なハウスが並んでいます。


 

前から確認しておきたかったことを訊いてみました。去年でしたか一昨年でしたか、平成天皇が稲取に立ち寄られたときに訪ねられたハウスは、この右手のハウスではないか、ということです。すると、その通りだと言う返事。なるほど立派な堂々としたハウスです。オーナーのお宅にもご訪問されたと聞きます。栄誉なことですね。

 

この道は広々として、この先もミカン畑やハウスなどが点在して見事な景観をつくりあげています。車も時間によっては殆ど通りません。私も散歩で何度通ったか知れない道です。南斜面のミカン畑の中に立つミカン貯蔵小屋などの風情はメルヘンの世界を思わせます。いつ来ても心を奪われます。―――つづく

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