ダラス行きのメモ 2 ― 2024/12/30
4月13日(火)
ブルーボネット
7時過ぎに起床。今日も真冬の寒さ。食事後、アパートを右に出て水タンクの前を通り過ぎ、3,4日前にブルーボネットを写真に撮った封鎖された公園を通り抜け、右手に遠く家電のホームセンターを見やりながら、歩道が無いため広大な草むらの空き地を歩いてウォールマートに向い、Koll‘sの前に出たのでした。計一時間の歩きです。
Y君が今日から三日間ラスベガスに出張ですのでミーティングの為、一回会社に出て10時頃再び会社に出ることになっていました。しかし、夫が散歩のコースを間違えたため、Y君に会えないかもと一時は心配でしたが、何とか間に合ったのでした。彼はNさんの車に乗って出かけました。
その後、昼食を済ませてK子の運転でダウンタウン手前のバスストップまで送ってもらいました。私たち二人だけでダウンタウンの美術館に行くため、バスの時間に合わせたのでした。アメリカのバスの時間は高速を走るため、日本のバスよりかなり“正確”に来ます。早いくらいです。このバスはミリオンデイパスで一日じゅう使用でき、二人で9ドルです。
前日にK子と一緒にバスで来てダウンタウンの様子を教えてもらい、きょうは二人だけでやってきました。彼女はPM2時頃にバレエ教室に向かうので、それを心配してのことでした。バスは30分くらいでダウンタウンに着きました。ここは行きも帰りも同じ場所で乗り降りします。美術館へはこのバス停から歩いて15分の所にあります。入場料は二人で8ドル(シルバー料金)。入口は3,4か所あり私たちが入った所では料金は払えず、中央の所での支払いで3センチ角2枚の緑色の紙をゴムを通して手首に付けて見学です。一階のフロアは近代美術であまり面白くなく、こんなものかと思いながら奥の方へと進んでゆくと、ゴーギャン、モネ、ドガ、ルソーなど印象派の作品の展示があり、2階では国別のフロアがありました。アールヌーボー、中世の絵、19世紀のガラス食器・銀食器、家具、金の装飾品等々、数十万点にも及ぶおびただしい作品です。子どものためのプレイルーム、自由にモノを作る部屋等、日本の鎧・兜、義経の屏風もありました。
予定では水族館も行くことになってましたが時間が足らず、予定より30分早いバス(最終バスは6時33分)で無事に家に戻りました。ただ、バス停が工事のため、一つ先のバス停に降りたので、隣のアパートから鉄柵を潜り抜け坂を上がるのが大変でした。それから車がスピードを上げて通るので、マッカーサー通りを抜けるのに気を使いました。
美術館:4ドルx2=8ドル、バス:デイパス4.5ドルX2=9ドル
4月14日(水)
朝食後、シャワーを浴びてウォーキング、9時45分。近道コースで運河まで行き、保育所のある川辺を歩き11時15分帰着。1時間30分の道のりでした。昼食を済ませて今日一日は買物デーにしました。先ず酒屋にゆき、ビール、ジョニ黒、ワインを買い、「コーズ」に寄って日本食を買い、「ターゲット」で肉、野菜等。また本屋で夫が4冊も買い、一度家に戻りました。再び出掛けた時はウォールマートで水2本500円、チョコレート10個、メモ帳8冊、2個付きスーツケース、その他3個。以上、K子の運転でしたが、家の近くで日常使用するものを買える範囲でのことで、高速にはまだ乗れないようです。
コーズ、42.23ドル
ウォールマート、70.08ドル
本屋54.07ドル
ターゲット、63.19ドル
4月15日(木)アービング
いつも通り9時には家を出て、近いコースでウォーキングに出ました。今日もダウンタウンに行く予定で、手元に1ドル紙幣がないので10ドルと小銭を持って出かけました。川べりの散歩は気持ちよく1時間30分のコースです。帰りに24時間営業のウォールマートで1ドルの辛口ポテトチップスを一つだけ買うのは恥ずかしいのですが、年配の人のレジの所に並んで10ドル紙幣と小銭を出しました。すると、1ドルにTAXが付いて小銭から引いてもらうつもりが、テーブルの上にたくさんの釣銭を出されたので、 この小銭もドルに換算して2ドル分両替してもらいました。漸くの思いでプリーズチェンジ1ドルと言えました。親切なオジサンで、並んで待っている人もいたのに全部取り替えてくれました。
それからいったん帰宅して昼食(ラーメン)を食べた後、K子の運転でバス停まで送ってもらい、ダウンタウンはプレミアムデイパス(二人で9ドル)を使って美術館近くの無料路面電車で15分ほどのウェストビレッジに行きました。この運転手は白ひげを伸ばした年配の優しそうな人で一緒に写真を撮りました。ここは日本の幕張新都心とは聞いているものの、ちょっとした高級店が並んでいる割に工事中の店もあり、全体にお店の数が少ない感じです。しかし、ある一角を一回りしてダートに乗って帰るところでルートが分からなくなってしまいました。
ダート
そんな折、車椅子の男性から、どこそこ行きの電車はどこに?と聞かれてしまいました。でも、周りにはガラス張りの小屋があるだけでわかりません。そのうちに黒人の若い女性が来て、小屋の下が乗り場になっていることがわかり、車椅子の人と一緒にエスカレーターで地下2階に降りてダートに乗ることが出来ました。ついでにサブウェイ(地下鉄)かと思いその女性に聞いたところ、ドアトレインとのこと。電車に乗れたものの、お金をどのように払ってよいものか内心ドキドキしていると、彼女が降りる時、次の駅ですよと優しく教えてくれました。小柄な上品な人でした。私たちはダウンタウンダラスで降り、タダ乗りになるのが嫌で、駅に切符を買うボックスがあったので5ドル紙幣を入れたのですが、うまく入らないので傍にいた男性にやり方を教えてもらいました。ところが、一人2ドル50セントだとあの女性に聞いていたのに、1ドル25セントのボタンを押してしまいました。なんだか得したような感じがありながらも、後ろめたい気持ちが残りました。で、一応は払ったことにして切符は記念に持ち帰りました。
そんなこともあってウェストビレッジはあまり面白くなかったので、先日行ったカフェでショートカフェオレと小さな甘いパンで時間をつぶし、水族館に行くことにしました。地図通りに歩いたつもりが、今いる場所が分からなくなってキョロキョロしていると、いつの間にか恰幅いい黒人男性がダラスの地図を片手に近寄って来て、どこへ行くと聞かれたので水族館だと答えると、優しくボールペンで地図に書き入れながらていねいに教えてくれました。
水族館は一階から下へ降りる順序になっており、ジャングルのような所から始まりラセン階段を下りると、熱帯動物・植物から魚へと変わる仕組みになっていて、自然の状態でトリ、サル、植物、滝と続いて一番下に魚たちがいて出口となります。この水族館はバスストップのあるロス通りの100メートルほどの所にありました。入口が汚くてここが水族館かと思いましたが、中は来たかいがあると納得出来ました。
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