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イチゴハウス2015/01/31

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もうかれこれ4年目に入りましたか、平並ハイウェーにイチゴのビニールハウスが立ち並び、その脇を通るたびに甘い香りを楽しんできました。この路線は、西は見高に繋がる農免道路、東は白田に向う迂回路にそれぞれ接続します。この平並に観光農園が出来たら、ひょっとしたらハイウェーの名前を返上することになるかも、と淡い夢を抱いたものです。

 

今朝は散歩の途上、知人と二人でこのビニールハウスを訪ねました。ハウスの中で作業中なのに、わざわざ迎えに出てくれたのには恐縮しました。ハウスの中は朝日を受けて暖かく、こんな高地でも栽培できるのはやはりハウスのお蔭です。ご主人の話では、更に入谷の奥、大峰山の麓にもイチゴハウスがあるとのこと。地図で調べると、この平並が約230mの標高です。

 

外からは4本のハウスの並びに見えたのが、中に入ってみると、案に相違して一つの馬鹿でかい空間が広がっていたのには驚きました。従って、骨格は頑丈に出来ています。縦に太いH型鉄骨が合計5本屋根に走って重きを成し、その他に縦横にそれなりの鉄骨が張り巡らされています。多分、周りを林に囲まれているところも設計に勘案されているのでしょう。先ず、風に潰される心配はないように思えます。

 

天井から幾つかぶら下がっているカンテラみたいなものは、硫黄の煙りを出す装置だそうで、殺菌作用や害虫対策です。自動でスイッチが入る仕組みになっています。このイチゴハウスは高設式ではないが、盛り土がかなり高くなっています。そしてこの中に水道管が各畝に通っているとのことでした。イチゴは乾燥に弱いし、水やりが過ぎるのもよくないのでコントロールが必要なのです。

 

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この冬、既に何度目かの収穫をしたそうなので、現在は殆どが少し赤くなっている程度。その中で完熟に近いのを無心して齧ってみました。粒が小さいものだったので甘さが少し控えめ。ただし酸味はあまり感じられませんでした。品種は紅ホッペ。

 

ハウスの中に入って感じることは、イチゴの製造工場ということでした。温度管理、水遣り、そして肥料や害虫退治も含めて、それぞれが計算されたうえで設計されているのです。設備投資はかなりの額に昇ったものと思われます。

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