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親がウリ坊を救いに走った2015/06/27

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イノシシの繁殖期は12月頃から約2か月間で、通常4月~5月頃に4~5頭を出産する(ウイキペディア)そうです。今朝、知人と共に吉久保の農道を歩いていたら、私たちの声高の会話に驚いたか、広いミカン畑の奥の方で何かが急に動いたのです。それも突然の急発進です。

 

大川が洞川を併せる水滴(ミズタレ)の少し上流沿いから姿を現したイノシシの成獣は、一匹の後に、もう一匹が続き川沿いを猛進して、あれよあれよと言う間に大川にかかる橋を渡り、向かいの段々畑の高みに回り込んでミカンの木の陰に隠れました。

 

そして一呼吸置いたら、何と、成獣を先頭に5頭くらいの仔どもたちがぞろぞろ出てきて、別のミカンの木の陰に移動したのです。どうやら、川の手前にいた親が危険を察知して、だんだん畑の高みの仔どもたちを気遣った行動のようです。
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山の中で親が仔を引き連れて走っている姿など、今までに見たようでいて、はっきりした記憶はありません。ウイキによると、生後4か月で授乳期が終り、それまではメス親がその仔と行動を共にし、オスは単独行動ということです。だとすれば、この2頭の成獣はツガイではないということになります。

 

仔を持たない、または持つチャンスがなかったメスたちがグループを形成することもある、とも書いてあるのでメスの親と一緒にいた成獣もメスの可能性が大きいと思われます。あるいは若しかして前年に生まれた仔かも知れません。雌親は一腹の仔たちと共にしか行動しないらしいですが。

 

「生きもの地球紀行」や「ダーウインが来た」などの番組を見ていると、これまで知られていなかった動物の生態が明らかになるなど、いろいろと興味深いものがあります。現実には、作物を荒らす害獣として駆除せねばならぬ、という問題がありますね。