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今日の散歩をマップで確認 ― 2016/02/07
きょうの別大毎日マラソンではエチオピアの選手が初マラソンで優勝。レースを見て今後の成長株と私の目には映りました。一方、日本人ランナーでは期待された初マラソン勢を含めて、残念ながらオリンピック代表候補には到底届かない内容でした。
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さて本日の散歩はロードマップに示した通りです。 ①からスタートして②で権現坂を下ります。この②の地点に今月2日に取り上げた歩行者用押しボタン信号機が付きました。次に、JAの前を通り稲取駅の前のパチンコ店③から“うんまみち”を上がります。
更に国道を横断してT字型交差点に出、「二つ掘ミカン園」の前を西に向い⑤から⑥の「入谷口」で再び国道に出ます。この先はずっと歩道がある国道135を行き、トコロテン工場がある徳造丸の海鮮家(お土産処)の先⑦から志津摩遊歩道に降ります。
坂下川と志津摩川が交わる近く⑧では新たに立派な道が出来つつあります。その後、イルカと人魚のモニュメントの志津摩遊歩道をのんびり歩いて⑨~⑩で文化公園に入り休憩。公園内にお土産売り場が開設されていました。
その後は、⑪でバス通りを横断し小学校の脇を上がって、⑫~⑬が天神原の下り道です。この中間に入谷方面のビューポイントがあります。写真の「大洞(おおぶら)」から「ひらなみの滝」までの点線は概ね“ボッケみち”と言われているそうです。今は全く歩かれてないようですが、一度歩いてみたいものです。なお、この山は山頂のある山ではなく、独活峰(尾根の一部)から派生した末端尾根です。
⑬から港⑭に出て、ここから対岸にコクガンらしき水鳥を遠望。続いて大川河口でオオバン2羽とホシハジロのツガイを確認。⑮から成就寺の前⑯を通って、権現坂を上がり②~①でゴール。約8キロの散歩でした。
ところで、きのうのコクガンは、実は1月16日に「伊豆稲取の水鳥」と題して既に紹介済みでした。ただし、不明な珍しいトリとして。ちょっと失念していました。アシカラズ。
<ホシハジロ、ミミカイツブリらと遊ぶコクガン 1月16日撮影>
コクガン再び ― 2016/02/08
このコクガンは絶滅危惧種に指定されており、国の天然記念物でもあります。女房殿がコクガンを実際に見たいというので、船揚場へ案内してきました。一昨日の写真がピンボケなことでもあり、カメラを変えて撮影してきました。
でも、このコクガン君は私たちが到着したちょうどその時に船揚場に上がって座り込んでしまいました。温かい日差しを受けて羽づくろいを始め、午後の休息と決め込んだようです。
しかも、彼は人を怖がらない様子で、私が近づいても反応がありません。野鳥なら水の中に逃げるとかするはずなのに、余程平常心を保つ術に長けているのでしょう。仲間とはぐれて、かえって肝が据わったのかな?
実は、年配のご婦人が近くでこの様子を眺めておりました。この方は、最初に見た(バードウォッチングでは初認と言います)のが去年の12月だったそうです。伊豆では各所に現れているようですが、稲取では初めてらしい。
稲高の石垣の河津さくら ― 2016/02/09
ウスバタの滝から細野高原 ― 2016/02/10
狙っていた通りの風も穏やかな行楽日和。ウスバタの滝を見てきました。1時間余りかけて白田林道を歩き、勝手知った入山口から攻めて首尾よく“怪人ウスバタ号”に再会。
かつてウスバタの滝は2度訪ねていますが、ハイキングコースは結構厳しい所に設定されていました。これほどまでのコースだったとは意外であり、記憶もいい加減なものでした。
高度400mを越える辺りで沢音が聞こえてきたのは、下り上りの違いはあっても前回と同じで、谷筋にトラロープを発見したときは、今回間違いなく“怪人”と再会できると喜んだものです。ただ、谷へ下りる斜面上の道は気を許せば、ズルズルと滑落の危険があります。
最初に谷に降りた所には1本の沢があり、その上部に左右の二股があって、滝は右股から流れ落ちています。今回も過去2回同様、左股から右股に回り込んで滝壺に下りました。記憶していた以上に荘厳、雄大な滝で、思わず般若心経が口を衝いて出てきました。
全体に山は小さくとも谷に入れば深山幽谷の雰囲気に包まれ、小心者はかえって落ち着きをなくします。長居は無用と、滝の東側(左股)の急斜面を登り始めました。桃野の628m高点に向ってスタートを切ったのです。この斜面を登って、430~440mの標高の小尾根に乗るまでのアルバイトが、今回の山歩きの最大のポイントでした。
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<④は滝の頭(落ち口)>
立ち木とステッキに頼って登った先に岩が待ち構えていました。この岩を巻くにはかなり遠回りする必要があります。急斜面でエネルギーのロスを考えたら、この岩をクリアすべきです。しかし、バランスを崩したら、一気に谷へ転落です。コケむした岩は滑りやすく、しかもほんの僅かな足場しかなく、手がかりも逆層で突き出した岩を指で挟み込むしかありません。随分と梃子摺りましたが、ここは手袋をはぎ取り、素手でクライミングして、やっと切り抜けました。
こうして小尾根に立ってホッとする間もなく、その末端の先の西側にウスバタの滝の落ち口が予想されました。躊躇することなく、この痩せ尾根を下りました。適当なところで西側の谷に下り、恐る恐る舐め岩をたどります。ギリギリの所まで我慢してから、再び痩せ尾根にしがみついて滝の落ち口を見ると、完全に落下する手前に小さな滝壺が見えました。
ウスバタの滝に満足すると痩せ尾根を戻り、更に上を目指します。小尾根が何時の間にか姿を消して広い斜面に替わると、間伐材が到る所に横たわっていました。これをうまくクリアしながら、また、出来る限り緩斜面を選ぼうと南へ直登ではなく南南西に舵をきったりして、遂に待望の林道に躍り出ました。
この林道は628mの“桃野山(仮名)”の北側の中腹に付けられており、予定では林道の終点から628m高点に上がるつもりでした。しかし、山中をうろつきまわることにそろそろ嫌気がさしてきて今回はこれまでと、そのまま林道をたどり、桃野湿原に出て、細野高原に広がる黄金色のススキに目を細めながら下山したのでした。
うすばたの滝 ― 2016/02/11
きのうのウスバタの滝行きではその入口看板から、白いテープを拾って滝へ下りましたが、入山後、高度300m辺りから南南西に向きを変え、大岩が散見されるようになると南へ直登するようなコースでした。
従って、ウスバタの滝から流れてくる沢筋には離れたままで高度を稼いだため、2週間前に落としてしまったメガネの回収は出来ませんでした。まあ、メガネはもう既に新調したので現場を再訪することもないでしょう。
写真のスライドショーが出来たのでご覧ください。
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