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午後は大荒れの天気2021/05/01

今日の午前中は好いお天気でしたが、午後は一転して大荒れ。外歩きは午前中にと考えてはいたのに、ずるずると時間が経過して本日の散歩は取りやめです。

今朝はセッコクが遂に満開となりました。残ったツボミ5つが全て開花し、予想より一日早い全開宣言です。先ずはメデタシ!


防災ヘリ
午前中にヘリコプターが伊東方面から来て下田へ向かっていたのは、東京から八幡野の岩壁に来ていた釣り人の捜索のようです。昔は稲取でも岩壁での遭難事故が絶えなかったようですが、最近は伊東で続いています。

そして午後になって天気は一変して大荒れ。稲取港は黒雲が来襲したかと思えば、明るくなったり、雹(ひょう)を交えた雨が吹き寄せてきて白一色に変わったりと、いっときもふたときも荒れ狂いました。午後5時過ぎには4回目の雷・竜巻注意報が伊豆に出たということです。

タルガネに下りる2021/05/03


<農免道路 マップのD地点  手前の墓地から見た風景>

久し振りにタルガネに下りてみました。実は念頭にあったのは水下最奥の「イノキ(井の際)」の先の道を歩くこと。運が良ければあのオバサンに会えるかも知れない。

初めてこの道を歩いた時、道端に面した小屋の前で小鉢に苗を植える作業に取り組んでいた彼女に私はある質問を投げかけました。当時は稲取の各地の氏神様探しで頭がいっぱいだったのでしょう、具体的にどういう話かは忘れましたが、その神様に関することでした。すると、このお宅の庭にもお堂があって、その勧進元の名古屋だかどこかへご夫婦で行ってきたばかり、という話で俄然、盛り上がったのです。かれこれ1時間ばかし話し込んだと思います。

あれからもう10年になるでしょうか、教えていただいたお宅へも”いつかは”と思っていたのが今では河津のどこだったか、すっかり忘れてしまっていました。結局、再会は出来ませんでしたが、以前、二度三度通ったこの道をも完全に忘失していたのは残念でもあり、また新しい道を行く楽しみにも感じられたのは幸せでした。

さて、今回のルートです。先ずは国道135号に接続する農免道路に出ることです。

スタートはバスの終点志津摩。今は閉店して久しい「釜めし さいかわ」Aから農道に上がりました。Bの十字路は直行すれば「あらまき」に出ます。東西の道が水下~見高線で、Cの「イノキ」から河津見高に入ってD~Eで農免道路に出ました。

Aから這い上がってBまでの間から峠路(東浦路)を遠望。真ん中の別荘~峠には塔が立っています。

つづきは明日。

タルガネ その22021/05/04


                  <イチゴ用の苗の仮植>

前述の峠路について一言。
東浦路の峠路は河津見高の長野から大きなお地蔵様に守られて稲取側の国道に出ます。ちなみに、その先は徳造丸の志津摩店に近接する脇道を海岸に向かって下り、中ほどの二股の左の道を道なりに行けば再び国道へと出、更に国道を横断して向いの道(マップのA)へと入ってゆきます。要するに曲折を繰り返していたのが昔の道で、後に現在の国道に寸断されたということです。従って、この寸断はこの先でも度々出てきます。
見高のオレンジセンターへ行くにはこの峠路が最適なルートで、これまではこの道を往復しておりました。しかし、この3月にタルガネをめざして歩いた時には倒木あり雑草ありで、かなり苦戦をしいられたことから今回はこの道を迂回することにしたのです。
さて、Aから上がってBの四辻から左のイノキへ上がります。立派なミカンの貯蔵小屋の前を右に回り込み急坂を上った所がこの地区の最高地点。左右に農業用ハウスが建っています。左手の頑丈そうなハウスから人が出てきたので挨拶を交わします。水下のNさんでした。話を交わすのは初めてです。

このハウスではミカンを栽培しており、この時期は夏の収穫のための細かい手入れがあるようです。こちらのハウスは三角の屋根を鉄骨が支えています。向い側のハウスを見ると半円形の屋根で、そちらは鉄パイプの構造だそうです。ビニールの覆いもこちらの方は2重で、全体が見るからに頑丈そうに見えます。やはりコストが前者は後者の3倍も4倍もしているとのこと。ハウスミカンが夏の時期の良質な商品として冬のミカンより割高なのは仕方ないことですね。ソフトトップのお向かいさんの方は野菜の栽培ということでした。

この先の坂下川のほとりが鬱蒼とした樹木の伐採後、やや広い更地が誕生してから間もなくハウスが建ち始めたのは去年の暮れごろだったでしょうか。どうやらイチゴ用のハウス誕生のようです。その点についてNさんに聞いてみると、志津摩でいちご狩りを経営しているKさんのハウスだとわかりました。

その後、Nさんと別れてからKさんのハウスを訪ねると、軽トラが留まっています。早速お邪魔しました。
     つづく

こどもの日2021/05/05


<おおぶら峠を越えた先で、先日歩いた””おおみよ”の尾根手前にコイノボリが>

子供の日、普段なら孫たちが来て賑やかに過ごせるはずだったゴールデンウィーク。新コロが恨めしい。
今朝は裏山に上がって帰ってくるだけのつもりで外へ飛び出しました。午後は雨の予想です。ところが、いろは坂の途中で珍しい方にお会いしてから気持ちが切り替わりました。クリーンセンターを過ぎ、工事中のルートをたどって入谷まで歩こう!

モミジアオイとキンシバイがちょうど花盛りの時でした。石垣の前で立ち話でしたが、畑の中から刀とかいろいろな遺品が出てきた話が記憶に残っています。その時以来元気でおられるかなと、入谷の坂を歩くたびに思い出していました。7年前の暑い夏のことでした。

やっと再会が出来て気分が昂揚したせいでしょう。自然と足は工事中のルートに向かっていました。でも、”ひらなみHW”は三日前に歩いたばかりです。工事は連休のためストップしていたようで様子は変わっていません。さあ、いよいよ明日から再開です。入谷から国道に下りて間もなくほんの少しだけ雨がパラっと落ちてきましたが、何ほどのこともなくお昼には帰宅出来ました。スバラシイ半日でした。


タルガネ 32021/05/06



暫くお会いしてなかったKさんは私の顔を覚えていてくれました。かつて、志津摩のイチゴハウスが誕生する際に彼のもとにだいぶ通って教えを受けたことがありました。あれからもう数年が経っています。

目の前のハウスはまだ未完成ですが、既に苗の搬入は済んでいました。数えきれないほどのプランターの苗が4列ズラーッと縦に美しく並んでいます。その列の上にそれぞれ走っているパイプには幾つもの小さな穴が開いていました。パイプに水が通るとその穴から水が噴出します。以前、田の上の西に出現したイチゴハウスで美しい噴水の列を見たことがありました。小さな虹がたくさん浮いていたのです。

先ほどNさんから聞いていたように、やはり仮植用のハウスでした。ここで育苗して秋の始めごろでしたか、育った苗を志津摩に移植することになります。Kさんはここの水はきれいな水で、しかもすぐ上の橋のたもと(C)から引水出来るので有り難いと強調していました。育苗はとにかく病気との闘いで、綺麗な水は勝ち残れる有力な要件の一つだそうです。
                  <藤が沢のきれいな水>
この場所は以前からその脇に坂下川が流れ、この辺一帯に林立する樹木に蔓性の植物がまつわりついて鬱蒼とした影をつくっておりました。それを更地に変えるのに大変な苦労があったことが分かります。Kさんは、土地の所有者が手放してくれたので助かった、好い土地が手に入ったと喜んでいました。
つづく