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迸る蛇口に四苦八苦2022/02/04

キチンの水栓から水が迸り出るようになってかなりの日数が経ち、さすがに最近は、なんとかならないの、とブツブツ言う声が聞こえてまいりました。アーム状になって伸びている水栓の根元から水が漏れて来るんです。蛇口の先に浄水器を取り付けているのでその重さでアームが傾いています。応急処置として彼女は水の漏れて来る部分を布切れで縛って、飛び散る水を辛くも抑えるようにしていました。私は衛生上、よくないなと思いながらもそのうちにそのうちにと、手を付ける機会を徒に繰り延べしておりました。

曇り空のきのうは外に出る気力もなく、それならと、この問題に区切りをつけてやろうと一大決心をして台所に立ったのであります。私はだいぶ前、千葉にいた頃にキチンの蛇口を修理して点数を稼いだことがありました。ただし、今回は自信がありません。蛇口と水道を繋ぐ10センチほどの導管に付いたネジがトンデモナイほど硬くて回らなかった記憶がありました。こんなには水が漏れてない状態の時の話です。それなら酷くなるまで放っておけ、と言うわけで今回の話になります。
                 浄水器とカートリッジフィルター
さて、現状で先ず考えられるのがアームが導管との接点でガタガタ緩んでいることです。これを硬く締めなければなりません。ところがアームは水平に180度しか回転出来ません。ここのキチンは狭く、シンクは壁に向かって付いているのです。そこで、水道と繋がっている導管を外さなければなりません。

その導管のネジはさいわいプライヤーで何とか緩めることが出来まして、先ず導管を外しアームを回して導管に硬く接続しました。これでアームの傾き、ガタガタは解消されたはずです。一丁上り!というわけで、導管ごと水道に繋ぎなおし蛇口をひねったのであります。ところが、ところが水道の神さまは笑って再び水を吹きだしたのであります!

問題は導管とアームの接点にはない。”首をひねった挙句”に、とりあえずアームに付いている浄水器とカートリッジを外したところ、先ず第一にカートリッジフィルターに記入した期限がだいぶ過ぎているということ。そして第2に浄水器の、アームとの接合部分が黒っぽいもので覆われており、爪楊枝でこすってみたら何とコールタールのような液体がべっとり付着したではありませんか!これでは水道の水は簡単にはカートリッジフィルターに入って行けないではありませんか!当然それなりの負荷がかかって、その圧力が導管とアームとの接点にかかってしまう!アームは普段、しょっちゅう右に左に180度以内で動かします。従って多少の緩みを持たせておかなくては意味がない。その僅かな間隙を突いて水が噴き出してくる。こうしてようやく納得できたのであります。

現在は、浄水器とカートリッジは取り外したまま水は順調にアームの根元から吹きだすことなく、蛇口からのみ落ちてきております。あとは注文したこの2点が届くのを待つのみ。メデタシメデタシ!


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