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林道にて2022/06/15

箒木山までの林道で目を惹いたこと。先ずは植物から。グミの実のような赤く表面がなめらかな実を付けた草木。それと、テンナンショウ属の一種と思われる草花が特異な細い葉を時計のようにぐるりと配置して人目を惹きました。もうひとつ、ヤマボウシが花弁のラインに化粧を施したかのようにくっきりとした線を見せていたこと。

第2に、箒木山のゲート内の看板に書かれていた住所を示す小字の文字。「骨中態明」は何と読むのでしょうか?私は最初、“熊明”と読み違え、熊でも出たことがあるのかなと思いましたが、書かれていたのは状態の態の字でした。読みと意味も知りたい字です。

第3に大川小溝線で小さな滝が見つかったこと。小さくても釜もあり、上から流れ落ちる水流も白く見せて立派な滝でした。名前がなければ付けたい滝でした。

最後にもう一つ。道端に誰が置いたか、小岩を重ねた二つの石。山では道標の役目がありますが、この場合は沢に下りる目印ではないようです。目を惹いたのは比較的大きな岩の上に小岩を乗せたサマが絵になっていたことです。それは下の小岩の表面がデコボコなのに、その上にもう一つの小岩を積んで存在感をしめしていたからです。石積みの感性豊かな作品と言えます。ところが、我がクラブの大将はそれを見るや、ツツッーと小石を拾って来てアっというまにその上に載せたではありませんか!ちなみに彼は知る人ぞ知る
小石の収集家でした。河原の小石ですが。