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シップの副作用2023/05/21

                  早くもビワが

きのうひらなみを歩いた帰りに「一望閣下」で久しぶりにFさんにあった。両手に杖を持ち大きな籠を背負って、一歩一歩ゆっくりと足を運んでいた。今年末ごろには90才になるという彼女は、お顔を拝見すると張りがあってとてもお年を感じさせない。耳達者だし、話もハキハキと明瞭そのもの。ところが彼女には持病があり、お会いするたびに私の「相変わらずお元気ですね」という挨拶に、「腰痛と膝痛に悩まされている」という言葉がいつも返ってくる。。きのうは病院で処方してもらうシップの話で盛り上がった。 

先日は膝の治療でいつもと違う場所に注射され、ひどい目に遭ったという。これまでの老齢の医者から若い医者に替わったばかりだった。そんなこともあって、腰に貼っているシップを膝にも貼りたいと注文付けると、若い医者にそれは出来ないと云われ不満を訴えるのだった。貼り薬の一枚や二枚で角を立てることもないだろうに、処方してくれてもいいではないか、という頭が私にもあった。同情心も手伝ってのことだ。でも、その点には少し引っかかる気持ちの揺れもあった。実は先日来、私が貼っているモーラスパップXR240㎎のシップに、ある種の副作用があるかも知れないと思い始めていたのだ。 

そこで帰宅するや早速、調べてみたところ、なんと随分多くの副作用があるとわかった。副作用であるから必ず顕現するわけではなく個人差もある、と理解した上での話だが。 

副作用

局所発疹 、 過敏症 、 蕁麻疹 、 顔面浮腫 、 皮膚剥脱 、 眼瞼浮腫 、 消化性潰瘍 、 皮下出血 

重大な副作用

発赤 、 接触皮膚炎 、 皮膚そう痒感 、 発疹 、 紅斑 、 ショック 、 光線過敏症 、 皮膚刺激感 、 皮膚腫脹 、 皮膚浮腫 、 皮膚水疱 、 皮膚糜爛 、 重度皮膚炎症状 、 皮膚色素沈着 、 皮膚色素脱失 、 全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化 、 強い皮膚そう痒 、 アナフィラキシー 、 喘息発作 、 アスピリン喘息 、 呼吸困難 、 乾性ラ音 、 喘鳴 、 呼吸困難感 

たかがシップ、しかし、使用に際しては十分な注意が必要であることがわかった。高齢者なら尚のこと、シップの枚数を安易に増やしたら重大な副作用を伴う可能性がある、ということだ。Fさんの若い医者はその点を配慮したのではないかと思われる。私の嗅覚・味覚のある種の異変に時々襲われる原因はやはりシップにあったのではないか、という意識を益々持ち始めている。 

何しろ、大きなシップを1年近くも殆ど毎日、4,6時中腰に貼ってきて異変を感じ、試しに夜貼って朝外すことにしたら、幾分異変を感じることが少なくなった。きょうは朝から昼までは異変を感じていない。今後、腰痛の程度を勘案して、場合によってはシップを中止しようと考えている。