伊豆稲取便り

今年３月に水下に上がり、二つ堀から百塚を通って志津摩に降りた時、国道から志津摩の海岸沿いに何かの工事が行われているのを目撃しました。「アロエの径」にアロエが無くなり、白いコンクリートの壁に替わって寂しい気持ちのまま久しく、何となく新たな期待も寄せていました。 

そしてこのたび「ドッグラン」が出来たという情報をいただき、早速行って見て参りました。以前は園芸ハウスなども含めて畑の広場だったのが改めて整地され、広々とした広場に変っていました。その広場の奥、西側にドッグラン広場の白い囲いが印象的です。エリアは大型犬と小型犬とに分けられ、それぞれ東屋＆ベンチ付きで利用しやすくなっています。

志津摩遊歩道を歩いて会場に入るのは勿論、稲取の文化公園から海岸に出て直接、車を着けることが出来るのが便利です。志津摩遊歩道の奥にあるということで環境は言うことなし。海山に直接囲まれ、人も犬もストレスを感じることなく優雅な時間を過ごすことが出来るでしょう。 

今朝はたまたまお会いしたオーナーの徳造丸会長さんからお話を聞くチャンスがありました。お孫さんが犬の散歩で遊歩道を往復していたことからドッグランのヒントを得たそうで、商売っ気なしだよと笑っていました。せっかくの施設です、犬連れの観光客だけでなく、一般の方も愛犬の散歩には是非お立ち寄りください。

ところで、下の写真のように広大な土地がまだ残っています。ここをお花畑で賑やかにしたらどうでしょうか？ 松崎町の日野には毎年シーズンになると、田圃を利用した「お花畑＆ユニークなカカシ」が沢山のお客さんを呼んでいますね。年中利用できる「ドッグラン」がより一層脚光を浴びて来るのでは？