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ツチアケビ2023/06/01

今日も梅雨の合間。出かけない手はない。コンビニで昼飯を調達すると稲取桟道橋から奥入谷へ向かった。行く先は「中の平」。時々薄日が差して道中はかなり暑かったが、渓流沿いの天城~入谷道では頭上を樹林が覆い、かつ、涼風が通って快適だった。「中の平」に着いて、例の顕彰碑の石段に腰を下ろして休憩。その後、今回の目玉、ツチアケビの期待とともに菖蒲沢の現場に到着した。


しかし、残念ながら状態は先月訪ねた時と変わりはなかった。花が咲くような兆候が少しも感じられなかった。5~60センチくらいの茎に萎びて固まった”ソーセージ”は色黒いままの個体が数個並んでいたに過ぎない。地味な花芽の兆しはどこにも見つけることは出来なかった。梅雨に入ったばかりで未だ目覚めていないのだろうか?枯れて茎が倒れるでもなく、こうして健気に踏ん張っているのは次なる命を秘めているはずだと思いたい。月末か来月初めにまた来てみようと未練を残して引き上げた。

「中の平」の貯水池側で見つけたスイカズラは新鮮だった。
ハウスの左上の森の中に「中の平」の守護神ベティさんが鎮座している。

地図はマピオンのキョリ測より
距離 10,395m
時間 3時間15分
おにぎり 2.8個分

稲取岬から小丸山へ2023/06/02

<一昨日の続き>
小丸山へ向かう途中で気になるのは民家の生け垣のトケイソウです。今年も咲き始めていました。ツボミが沢山ありましたので、あと一週間もすれば賑やかになるでしょう。いつみても清らかで謎めいた花です。
                      トケイソウ

小丸山の公園は訪れる人もいないようです。
隣り合わせの墓地は確か、都落ちした上方の公家のお墓ですね。
つづく

小丸山から文化公園へ2023/06/03


小丸山から直接民家の間の狭い道を”ドンツク通り”へ下りると文化公園は間もなくです。外側の方の足湯は何時の間にか、外壁を無くして柱だけになっていました。公園全体が見通せて開放的なのは悪くないですね。

暫くしたら、知人が奥のほうの足湯から出てきました。この方とは14年来の知り合いで、以前は犬を連れて良く散歩していました。最近は足湯に来るのを日課にして体長は頗る良好だといいます。この後は午後4時を過ぎているのに、これから近くの畑で作業するということでした。
その後、どこからかバラバラと数羽のムクドリが目の前の芝生に舞い降りてきました。稲取では時々目にする程度ですが、以前、千葉にいたときは千葉工大の庭やイオンの近所に毎日必ず見慣れた風景でした。夕方、大挙して舞い上がり、大きな黒雲がいろいろな形に姿を変えた生きもののように大空を群舞していたものです。


今日は珍しい瞬間を見せてくれました。
おわり

ふれあいの森の新緑と2023/06/06

稲取の「ふれあいの森」では数々の新緑をたっぷり味わうことができます。今朝はミカンワイナリー側の入口から山頂へ向かいました。ミカンワイナリーの前の三叉路はそれ自体は完成していますが、クロスカントリーコースを横断した部分は、そのまわりを含めて依然として進行中というところです。コース脇の植込みまで終わるのはいつ頃のことでしょうか?

この木段が山頂への北側入口とすれば、南西に向かって登りきると山頂に到着します。所要時間は10分ほどです。

木段を上っている際に足元に木の実が!
             見上げると、ツバキの樹でした。

30段ばかりの木段を上がりきると、さあ、新緑のパレードが始まります。先ずはイロハモミジ。幾本もの樹が天を覆います。

そしてその先に低木のアセビの新緑が重なり、細道の左側にいよいよ天まで届くかという高木が3本並んで迎えてくれます。地面には檜の葉が落ちていました。ここから主役はマツノキにとって代わります。
ヒノキの葉の周りには針のようなものが沢山散らばっていますね。これぞ針葉樹の典型、マツノキの葉なのは言うまでもありません。
そうです、この山はマツノキの山なのです。花を見るとツバキの樹か、アセビの樹の山と思いがちですが、実は風格、貫禄からすればこの山はやはりマツノキの山なのでした。(明日はそのマツノキの写真を載せます。山頂から南西に下った道の両側に数えきれないほどのマツノキがあります。少なくともかつてはありました。)

ふれあいの森のマツの樹2023/06/07

ミカンワイナリー側、即ち、北側の登り口から南西に向かって山頂に着く間に数本のマツの樹があって、地面には消毒用の導管が一部表面に出ているのが分かります。そして山頂から東南に向かって下ると、登りのとき以上の本数のマツが林立しています。それにマツ枯れして伐採した分がそのまま放置されたままになっている箇所があちこちに見られます。つまり、この山はマツの樹の山と言っても過言ではないのです。歩きなれたこの山を再認識した次第です。
        消毒用のケーブルと針のようなマツの落葉が足元にいっぱい


                   天高くそびえるマツ 

                   これは山頂の赤松?

            こちらは中腹の、マツヒョロヒョロでもスゴイ高木

コトリのランドマークの上のベンチから稲取港を望みます。○内の樹もマツでしょう。
                 残念ながら枯れてますね。