初詣 ― 2019/01/01
みんなの初もうで ― 2019/01/02
今年は子どもたちと一緒に上原近代美術館へ行って、近代絵画と仏教美術を共に鑑賞して来ようと出掛けたのですが、途中、ちょっとしたトラブルがあって急遽取りやめ、河津の来宮神社に初詣とあいなりました。私はただ一人、昨日稲取の天王さんに初詣していますが、孫たちは今日がお初です。
来宮神社はみんながお馴染みの神社です。でも、茅の輪をくぐると気分は一新、新しい年をまたあらためて過ごしてゆく気構えが出来てくるから不思議です。国指定の天然記念物「大クス」もあらためて眺めると、何となく気力が沸いてきます。間違いなくパワースポットですね。
大鳥居前の枝を張った古木が花を咲かせているのには驚きました。河津さくらのようにピンク色が濃い花です。ただ、少し小さな花びらでした。
一斉放水 ― 2019/01/05
採血 ― 2019/01/08
「痛む?しびれはない?」大柄なその男性は人ごとのように静かに「ない」と、答えた。採血に戸惑っている若い看護師を別段、叱る様子はない。そして右腕を引っ込めると、左腕を差し出した。その腕を取った看護師は針を挿入する場所を指で探し始めた。
結局20分ほどの時間が過ぎて、男性はようやく席を立った。次いで二人目の男性の場合は首尾よくいって5分足らずで終わった。次は私の番である。嫌な予感がした。先月、大腸の内視鏡検査で、どういうわけか処置室担当の若い看護師が検査前に点滴が必要だという。前もって調べた血糖値が基準値に達していないからだそうだ。今まで何回となく内視鏡検査を受けているが、その前に点滴など受けたことがない。だいたい前日から絶食も同然の検査食しか食べておらず、当日はもちろん朝から全く口にしていない。ただ腸内をクリーンにするための洗浄剤(ニフレック)などを飲んだだけだ。血糖値が下がっているのは当然ではないのかな?
そのことはそれなりの理由があってのことだろうが、実はこの点滴の準備に太い針を挿入されたのだが、これがなかなかうまくゆかない。若い看護師は一旦針を引き抜き、別の箇所にトライしてやっと針を固定することが出来た。ここまでならよくあることで、不慣れな看護師の今後の成長を祈るだけである。しかし問題は残った。実は、その後、検査が終了し、30分間そのまま安静にしたあと、針を抜く段になってその部分が腫れているのが分かった。点滴の針は血管に届いていなかったのだ。
針を引き抜く処置をしてくれたのはベテランの看護師だった。筋肉内に注射された液体は吸収されて、ある程度の時間で腫れは引くとのこと。体への影響は殆ど無かったにしろ、点滴が無意味になったことだけは確かである。
さて、私の予感は的中した。針はうまく血管をとらえていないまま、更に奥へと進入していった。入れるごとに強い痛み。もとより耐えれば耐えられる痛みなのでこらえていると、引き抜き始めた。3~4センチ入れただろうか。そこで私は反対側の左腕を差し出した。こちらの方は静脈が浮き出ている。難なく採決は終了した。
採血では、昔、針を抜いたり入れたりと、つつき回されて出来た腫れた青あざがなかなか治らなかったことがあった。何よりも針を刺されるのは嫌なものだ。しかしながら、採血は医療の入口でもある。患者が気分よく医療を受けられるように、若い看護師たちには先ずは採血の技術のレベルアップに励んで欲しいものである。
ひらなみHWを歩く ― 2019/01/11
水下・入谷地区の初詣を兼ねて、ひらなみHWを歩いてきました。気ままな一人歩きで、約3~4時間の予定で出かけました。水分とちょっとした間食程度のものをザックに入れて。
先ずは東田の上から中川の畑へ向かうと、大川の手前の畑にヤグラが立っているのに驚きました。そう言えば、去年、その畑で仕事していたFさんが、そこが資材置き場に一時使用されるようなことを言っていましたっけ。何でも、近くの鉄塔を建て替えるための資材置き場だとか。看板には2020年7月31日までの工期となっています。
一望閣に上がってから水下方面へ向かいます。町道アラコを通り、二つ堀の前から上がって“堂の前”の賽の神様から百塚(ひづか)の方へは向かわず、そのまま入谷道を直進。間もなく愛宕神社に到着。石段を登ってから長い参道を行き、小さな鳥居を潜って更に石段を上がり漸く拝殿に到着。参拝後、西へ続く畑中への道を辿りましたが、途中で藪に阻まれ、その部分に進入禁止の強い意志が感じられて今回は来た道を戻ることにしました。
第五分団器具置き場がある田代を過ぎると、長坂が下から上がって入谷道に合流します。ここの庚申塔と句碑(歌碑でしたか?)の周りに正月の御用済みのお飾りが重ねられていました。どんどん焼きも間もなくです。山神社の前や、その先のJA倉庫の前の、賽の神様・念仏塔などの石仏群が並んでいる所にもたくさん集められていました。
さて、山神社参拝です。長い石段を上がってゆくと、立派な大木が切り倒されていました。まわりが随分と明るく開けました。素人目には老木でもまだ生気があったように見えるのですが。この神社の言い伝えによると、昔、この飯盛山の木を伐採したがために山の神様の祟りを受けて村人が災難を受けたと言います。今回は、まあ、十分にお祓いをした上でのことでしょうがね。
それはそうと、拝殿の前にあの名物、巨大なすりこぎの姿がありませんでした。少し寂しい気がしないでもない?
参拝後は朝日屋さんの前のベンチで一休み。ハンターの先の拡幅工事はまだ行われていました。立て看板には今年の1月18日とあるのに、完成には程遠い状況です。期限がきたら、また暫く工事はストップするのでしょうか?
入谷道から県農業基幹道路に入りました。山田一族のエリアからの旧道を併せてから“やさくぼ”の背を回り込むと大洞峠。南斜面のオリーブ畑は手前の部分が雑草に覆われています。鹿の害によるようです。道の反対の山側ではオリーブの木の一本一本が繁茂して、こちらは順調にいっているようです。
峠を下ると、菖蒲沢からの流れを渡って稲取保育園農園を過ぎ、いよいよ新道路建設現場です。ちょうど鉄塔の土台を工事中でした。邪魔することは出来そうもないので、従来の道を往きます。ゴミの最終処分場、ペンション水生の庄の前を通り、ついにクリーンセンター前に出ました。
ついでに「ふれあいの森」の展望台でひと休み。展望を楽しんでから下山しました。3時間を少し過ぎた気ままな一人歩きでした。
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