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伊豆稲取漁港と台風18号2009/10/08

伊豆稲取漁港
写真は「ホテル浜の湯」近辺に押し寄せる荒波と、第一堤防の間隙をついて流れ込む海水をねらって撮りました。10月8日午前10時現在の稲取漁港の様子です。

既に台風18号は愛知県知多半島付近に上陸し、その後北上して現在長野県を直撃しています。今後予想される被災地の被害が大きく広がりませんよう祈らずにはいられません。

当地では、未明に風が北側の回廊でうなりを上げていましたが、現在はかなり収まってきています。

去年11月に当地に越してきたときは、こうした破天荒がつづき、今後どうなることかと先が思いやられたのを思い出します。なにせ、玄関ドアが簡単に開かなかったのですから、風圧がものすごかったと記憶しています。

しかし、それも年が明けてからは穏やかな日も多く、風の強さもそれほど気にならなくなりました。それだけ私たちは日々の生活を通じて、この地に順応してきたということなのでしょう。

先日、女房殿が私に述懐したことがあります。「私、何故ここにいるのだろう?」と、突然思ったことがあるというのです。

生活環境の変化に伴う鬱の状態かどうかはさておき、要は、今後もこの地で自然の営みに順化し、町の人たちとも同化してゆくことだと思います。

有り難いことに、当地の知人も増えてきました。皆さんの励ましが、私たちにとってどれほど心強いものであり、かつ、あったか言うまでもありません。

女房殿は昨夕も嵐の前触れの中、コーラスグループの仲間の車のおかげで、共にレッスンを受けることができました。有り難いことです。

折角選んだ当地が素晴らしい第三の故郷となりますように、毎日の生活をこの地の人たちとともに張りのあるものにしたい、これが私たちの念願です。