伊豆稲取便り

二度目の登り尾山は迷うことなく、しっかりと歩くことが出来ました。

今回は往復ではなく、登り尾バス停から寒天林道へ抜けました。山頂付近は尾根が広いため往復の場合、登りはＯＫでも、下りはやはり難航しそうに思いました。前回、道を失ったのは仕方なかったかも知れません。

広い山頂は明るく、ブナの大木やアセビ、ヒメシャラなどが悠久の物語を語ってくれているようです。中でも、ブナの堂々たる倒木は夜には活躍してくれそうな気がします。＜妖怪が登場するのだ！＞

山頂に到着してからも下りのルートが心配で、おちおち食事もとっていられず、素晴らしい雰囲気の山頂を早々に後にしてしまいました。我ながら、肝っ玉の小さいのが残念でなりません。

でも、結局は無事に下山できてホッとしています。この山も心を許して歩けたら、もっと魅力のある山になることでしょう。