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稲取高校美術部2009/11/07

築城石丁場の風景
<築城石丁場の風景>

伊豆急大川駅の狭い待合室には大きな絵が掛かっています。きのう箒木山から下山した折に見つけました。いつもは急いでホームに下りていたため、気が付かなかったのでしょう。

その大きな絵は江戸城修築に使う築城石の切り出しや、運搬作業を描いたものです。稲取高校の美術部が制作したものでした。

特に人物の描写は稚拙で素朴な感じですが、全体が力強く、現場の作業が活き活きと描かれています。また、その作業の様子に具体性があって、優れた作品に仕上がっていると思います。

この春の稲高祭を覗いた際、美術部の部屋には大作が何枚か出展されていました。東伊豆町は歴史、文化の薫り高い町ですので、そうした史実や伝統行事などを描いた絵が役場などにも欲しいところです。稲高の美術部の力量に期待したいと思います。