伊豆稲取便り

体をひねったら、腰に小さな痛みが走りました。おやっと思って腰に手をやると、かゆみがあります。肌に触れると、小さなデキモノがあるようです。昼間ピーナッツを食べ過ぎたせいかな？

翌日、その部分を押してみたら、トゲが刺さっているような痛みを感じました。あわてて肌に手をやると、何と！きのうは小さかったのが大きくなっています。

女房殿に見せると、イボができてると言います。その上、取れそうだから取ってあげると言って、無造作につかんで引きちぎったではありませんか！痛かったの、なんの！電撃が走りました。

でも、血が出てないと言うのです。私には見えない部分です。ティッシュペーパーにそのエモノを載せました。すると、もぞもぞ動き出したではありませんか！おまけにもう一匹小さいのが見つかりました。もう、わあわあ、きゃあきゃあの大騒ぎ。

その部分に手を当てると、痛みは半減しましたが、どうやらまだトゲが残っている感じです。

娘がネットで調べると、どうやら、ダニの一種のマダニに咬み付かれたらしいとのこと。私は一週間前に山歩きをしています。しかもヤブ山です。

これに咬まれると、１０日か２週間後に大きな紅斑が現れ、高熱が出て危険な状態になることがあるらしい。その他、細菌やウイルスによる感染症の各種症状が出るそうです。

厄介なことになりました。早速、病院調べです。ところが、稲取には皮膚科の医院がありません。結局、熱川温泉病院に一週間に一度皮膚科の先生が来るようですので、その日（水曜日）まで待つことにしました。

その部分に触れなければ、今のところ何ともありません。一週間前の山歩きでこのマダニに咬まれていたとすると、その日で１０日になります。それまで症状が悪化しなければよいのですが。

女房殿はそれみたことかという顔で言いました。「これで懲りたでしょう。ヤブ山なんかにゆくからヨ」