伊豆稲取便り

＜稲取駅から見える４３４m高点  真ん中やや右の奥まった小さく見える山＞

５号鉄塔からは山焼きされた大峰山や三筋山の尾根が見えました。右に見える植林の山がこれから目指す４３４mの無名峰です。それから高圧線の鉄塔も４号～１号の４本が見えました。３号～１号が未訪問で、いつの日か・・・。

５号鉄塔から先ず北へ、そして北北西～北～西へと伸びる尾根を歩きます。しばらく歩きやすい所を選んで、時には回り込みながらも尾根を外さないように進んでゆくと、薪を切り揃えた山仕事跡に到着しました。と、いうことはどこかに道があるはずです。

案の定、この尾根を貫通して回り込んだ林道に出ました。右を行けば、多分、水のりの“いっぺい水”に通じていると思われます。ここはあくまでも尾根をゆきます。

 
北の方角から西方へ転じる平頂に上がると、「１１８」と書かれた境界石柱がありました。林間からアニマルキングダム方面が垣間見えます。すると間もなくゴルフの打ちっぱなし練習場が右に開ける場所に来ました。

そこには「３００」と書かれた立て看板が立っていました。付近にはおびただしい数のゴルフボールが落ちています。３００ヤードを飛ばせる人がいるのですね。

尾根筋に従って西南方向に緩やかに上ってゆくと、赤いテープが現れました。この先、ところどころでこの赤テープを拾って、ついに灌木で覆われた山頂に到着です。たおやかな山で山頂がどこかわからないほどです。展望も何もありません。

休む場所もなく、そのまま尾根を追って「１００」そして「９９」の石柱を確認しながらくだってゆき、ゴルフ場の縁を通る車道に出ました。これにて本日の目標は達成です。

出たところはカーブミラーの西側５０m 位の地点です。赤テープがありました。このあと、そのカーブミラーの先方、少し行ったところにも赤テープがあり、そこから４３４m 峰へ上がれるようです。ただし、そこには「法定猟具設置　注意!!」の小さな看板がありました。この山にはワナが仕掛けてあるようです。

クロカンコースを横目に帰りましたが、大勢の人が満開の桜を楽しんでいました。