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迂回路2013/08/23


先日、平並ハイウェー(入谷~クリーンセンター)を歩いた時、「迂回道路」の立て看板に気づき、これが立っているということは応急措置であれ、新たに車道が開かれたのではないかと思い当りました。
 


場所は大洞峠と入谷天城線を結んだ線です。以前はコランデセリジエール別荘地の西口と東口を結んだ道があったそうですが、それを復旧拡幅して迂回路としたのではないか、と思ったのです。現在、天城入谷線は拡幅工事のため、一部通行出来なくなっています。
 


今朝の散歩のスタートはアニマルキングダム。ゴルフ場下の小蔭の多い道は左右にサンゴ樹の赤い実が目立ちます。緑濃い葉っぱの枝先から覗いているせいか、どぎつい感じがなく、キョウチクトウのような暑さを倍加させるイライラを感じさせることもありません。
 


この「アニマルキングダム~中の平」線で最高のビューポイントを誇る地点、そこは左右の高木緑樹の合い間に天城の稜線や細野高原を望見することが出来る場所ですが、その緑樹は実はサンゴ樹でもあったのです。そうです、この道はサンゴジュ街道なのです。

<かすかに万二郎岳が見えます>

また、この道はテッポウユリが迎えてくれます。この時期に咲いているのですから、「高砂ユリ」でしょうか。やはり、その色の白さにホッといたします。


さて、菖蒲沢を渡って中の平手前から独活峰の尾根状の道を下り、突き当たると、右が天城入谷線で左が例の別荘地の東口方面です。昔の道は小尾根の末端を西から東に巻いて東口に通じていたようです。私は以前、逆方向から攻めて、大洞峠から直線的に北西に向ってこの尾根に上がったことがあります。
 


今でもある放置されたままの二軒の別荘が相対した場所から東口方面へは、以前は草茫々の道が微かに続いていました。でも、50メートルくらい進んだ所からは殆ど道らしきは失せておりました。ところが、今これが全く別世界のように広い車道に変わって、やはり尾根の末端を西から東へ巻くように続いておりました。
 


そうして想像した通り、別荘地の東口に出たのであります。今朝は、実際は工事車両が出入りしていたため東口に下りず、ミカン畑に沿って大洞峠に出たのでした。やはり、想像していたとおり、「迂回路」は別荘地入口の東と西を結んでいました。

<左のブッシュの中に以前は温泉の櫓が立っていました>

入谷とクリーンセンターを結ぶ“平並”道はこの東口からの迂回路が出来たことで、選択肢がまた増えたわけで歓迎の向きもあろうかと思います。ただし、現在は“地元許可車両専用迂回路”ですから念のため。


ウェブ上でマップはどうなっているか見たら、グーグルもゼンリンもマピオンもこの道が繋がっていました。さすがに人工衛星の時代です。修正も早いですね!