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イシダイを釣った2013/08/18


季節は動いたかな、と感じさせるきのう、きょうの“風の音”。それでも仕入れたばかりのゴーグルを頭に今日も磯歩きに出ました。さすがに強い日差しのもと、“石を飛び飛びで渡”ってゆくとすぐに汗が吹き出します。
 


“小池”で暫く水浴びしていると、体が適度に冷えてきます。ひとしきり大波、小波と遊んだあと、“はなれ”につづく岩礁を回り込んで大岩の頭に立ちました。少し距離を置いて、はなれに三人の釣り人を認めました。


次の瞬間、三角帽子が大きな声を上げ、やおら立ち上がって固定しておいた釣り竿を手にしました。釣り竿は大きくたわんでいます。何やら大物が釣れたようです。傍らの人が長い柄の網を出してすくい上げました。呼吸があった連係プレーです。一人がゼンマイ秤を取り出して重さを量ると、もう一人がカメラを構えました。少し離れた場所からの様子見なので、表情はわかりませんが、釣った人は得意満面でしょう。


先日のハナレで出会った釣り人もやはりイシダイねらいだと聞きました。しかし、たびたび聞く魚の名前なのに、実際に釣れた実物をみるのは私は初めてです。30センチ、いや40センチくらいはありそうです。
 


岩礁の基部を回り込んだら、他に一人の釣り人が食事中でした。彼の話しでは、中くらいのイシダイで、縞模様が無くなると、もっと大きな50センチくらいの成魚になると言います。帰宅してネットで調べると、成魚は縞々が薄れて灰色になるとのこと。
 


これほどの大きな魚は一般には簡単に釣れるものではないでしょう。それでも、時にはこういう釣果が得られるとなると、釣りの醍醐味を求めてチャレンジを続ける釣り人の気持ちがわかったような気がいたしました。