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ミカン畑の脇道で ― 2014/07/08
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長坂の上の方の道端にスモモの実がたくさん落ちているのを見つけました。紫色に熟したものが多く、車に踏みつぶされたものが汚らしく道を覆っています。ヤマモモが熟して落ちた道がちょうどこんな状態に似ています。
頭上を仰ぐと、スモモの木にたくさんの実が付いています。この上の畑はミカン畑で、ミカンの木を保護するかのように、その縁に色々な木とともに植えられています。防風林の役割を委嘱されているかのようです。
スモモは酸味のきいた甘い果物という感じで、昔はよく食べたような気がしますが、今は忘れられた果物となってしまっているのでしょうか。収穫もされずに落ちるに任せて、しかも道路を汚している図は山里に似合わない風景です。
もうひとつ、こちらは努力賞もの。下平塚に下りる手前に腐葉土をいっぱいに敷き詰めたミカン畑がありました。こんもりとふかふかに盛られた腐葉土です。よくぞこれだけのものを集めましね。あるいはホームセンターにでも売っているのでしょうかね。
どちらにしても、収穫を終えたこの時期にミカン農家のご苦労が垣間見えた感じです。ミカン農家のMさんの言葉を思い出しました。「畑に出入りした足跡こそが良い実を結ぶ」
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