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若竹とお祭り ― 2014/07/13
今朝アラッコを通りかかると、Hさんが垣根を綺麗に剪定していました。つい今まで二つ掘り周辺のお祭りの準備をしていたとのこと。きのう“やさくぼ”で西町の人たちが竹を切っていた話しをしたら、この水下でも神輿の通る道に竹を手向けるという。
二つ掘りに出ると、さっそく目に入りました。笹を落とした竹が2本、横に置かれています。しかも細引き縄の輪を通しています。なるほど竹に神がかりの意味を持たせているのですね。道の反対側には笹を盆のようにして、その上に海藻を載せていました。水下は“山の手”とは言っても、昔は半農半漁だったことを思わせます。
坂を上がって行くと、若い衆が下りてきたので訊いてみると、横にした竹は神輿を迎えるときだけ立てかけるとのこと。通過したらまた横に置くということです。神輿は神さま。神さまに礼を尽くすということか。
二つ掘りの賽の神様から左へ入り、入谷口の方へ向かったところで、オバアチャンがニコニコしながら下りてきました。大きな黒い手提げを両手で腰の後ろにまわしています。「昔は(神輿が)ここを通ったんだがね。でもね、今は子供みこしが通るんだよ」
帰りに池尻海岸に出てからどんつく通りを上がって行きましたが、例の竹はどこにもありません。かご屋さんから静銀への坂を下りて行ったら、ありました!電柱に笹竹がくくりつけられています。さすがに三島神社のまわりとあって、そこかしこに笹竹が立っていました。神社の石垣の周りは2本ずつの笹竹を縄でつないで巡らせてあります。150本も必要なわけです。
大川端ではお仮屋の周りに若竹が立っていましたが、田町全体では私の目には入りませんでした。東区の方はきょうはお預けです。
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