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ピカソの「科学と慈愛」 ― 2015/05/17
不覚にも風邪をひいてしまいました。金、土と寝込んで日曜日の今朝は熱も落ち着いてきたので、かねてから予定していた上原美術館と仏教美術館を女房殿と一緒に訪ねてきました。
上原近代美術館では開館15周年を記念して、ただいま「上原コレクション名品選」を公開中です。同館の収蔵作品は何回か訪問しているので、お馴染みですが、それでも今回初めて観る作品が何点かありました。
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<この作品が展示されていた収蔵作品>
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<受賞作品?>
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中でも驚いたのは、ピカソの「科学と慈愛」。この作品は16歳のときのもので、この頃には、素人目に既に画風を極めていると思えるような作品です。あのキュビズムやシュールレアリズムの作品をある程度は理解できますが、こちらの絵の方がより親近感があります。
ネットで調べてみたら、ルネッサンス的に美しく仕上がった作品が載っていました。多分、それが改めて描きなおして金賞を受賞したものなのでしょう。
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<マルケ「冬のパリ」>
他ではマルケの作品が新鮮でした。それと、セザンヌの静物画のなかで初めて見た「ウルビノ壺のある静物」。あとはシスレーの作品も初めてです。この作品は高画質化した色彩豊かなところが印象的でした。
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<セザンヌ>
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<シスレー作>
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