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稲取の夏祭りの準備2016/07/14

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天王さんの坂で出会った天王町さんが「今、拝殿を開けてあるよ」というので、お邪魔することにしました。拝殿に収まった神輿、獅子頭等はご当地に来た当初、やはりタイミングよく撮影出来たことがあります。久しぶりです。

 

先ず真ん中に御神輿。目の前で見ると、こんなに大きかったかと思うほど、大きな神輿です。大きな鳳凰を頂点に、四隅に朱雀が。これは東西南北の四海を表しているそうです。台座に“青っぱら”の顔が覗いています。“赤っぱら”は裏側にいるのかな?
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神輿の左右に獅子頭。そして鉾などの長柄ものが8本。8の数字は横に倒すと、 これは無限大の意味であり、漢数字の八は末広がりで、永遠性や吉事を表す、と天王町さんは言います。

 

さあ、いよいよ明日から稲取の夏祭りです。大川端では幟がはためく傍で、お仮屋を建てている人たちの姿がありました。他でも準備が進められていることでしょう。
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先ほど、“囃子”を載せた車が 国道135号を北に向かって走り去りました。バカバヤシの会場巡りかな?


今年のお祭りは2016/07/16

<10時45分 お仮屋には主も人の姿もなし>
今朝は2か所で知人に会って道草を食い過ぎ、その後、長坂を上がる元気もなくアラッコから二つ堀に出て、小学校下のお諏訪様通りに下りてきました。人に訊いたら、やはり時既に遅し。もう入谷の方へ上がってしまった由。ナニ、お神輿のお通りのことです。

午後になって東区を回る威勢のいい声が聞こえてきました。きのうお下りした“あばれ神輿”は各区を回って存分に“あばれ”た後、夕方還御となります。でも、静かなお祭りでした。

夏祭りの終わりは2016/07/17

    <稲取山神社前から大峰山を仰ぐ>
今朝、ヤマハンノキHWを歩いたのにはちょっとした理由がありました。稲取のお祭りは確かに昨日、天王さんの“お山入り”で浜地区は幕を下ろしましたが、水下・入谷地区では今日が本宮です。“中の平”から入谷道を下ってくれば、子供たちのお神輿や、ねり太鼓の行列に出会えるかも知れないと考えたからです。

 

しかし、時刻は11時、山の神様まで下りて来ても全体に静かなもので、境内にある公民館や天幕の中から数人の若い人たちの声が聞こえてきただけでした。あるいはこの時刻では遅すぎたのでしょうか?

 

結局、鉢巻き姿の子供たちの歓声を聞くこともなく下ってしまいましたが、それでも、二つ嬉しいことがありました。一つは、赤松神社の境内で毎年の例祭のお話しを聞くことが出来たことです。境内前にミカン畑や、遠く覗いて見える稲取岬などの景色を楽しんでいたら、車が止まって降りてきた方がこの神社の禰宜のYさんでした。

 

Yさんは、山の神様のお祭りが大祭で、それに合わせてこの日は小祭としてこの神社を祭るのだそうです。祠の中の祭壇に上がり、左右の徳利にお酒を注ぎながら、今日は一日扉を開けておくと話してくれました。なお例大祭は1月17日で、この日には稲岡宮司のお祓いを受けるとのこと。なお、この神社は西区の三島明神の本宮であることが知られています。Yさんは隣の小祠(三峰さんだったかな?)にもお神酒を注いでから、この場を離れました。

 

それからもう一つは、中川の畑でTさんからお祭りの様子を聞くことが出来ました。午後4時を過ぎてから、子供たちのネリが始まります。独特なバチを使って器用に太鼓を叩くところは、これは一見に値すると言います。それに賑やかな踊りが伴うと、大人たちも輪に入ります。しかも、ここでは、浜地区の意気に感じた若い人たちも一緒になって踊るのです。

 

お祭りは各地域ごとのそれぞれの人たちの閉鎖的な“祭りごと”、と思ってきたのが、実は意外と流動的、開放的な一面があることが分かりました。時代の流れでしょうか。

 

そして、今宵の“お祭り”は子供は8時まで、大人は10時まで続いて、今年も夏祭が終わりを迎えます。


稲取漁港の歌2016/07/19

稲取漁港
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東海地方はきのう梅雨が明けたとか。今朝は曇り空で涼しく、今シーズン初めて7時半の早出散歩です。でも、暑い時期はこのくらいの時間は当たり前か、遅すぎるかも知れませんね。

 

ふれあいの森に上がって私なりのワンセットをこなしたあと展望台に回ると、雲が取れ始めました。時刻は8時30分。やはり、もっと“早出”しなきゃね。

 

白波を蹴って颯爽と漁船が戻ってきました。利島方面から4パイ、大島方面から2ハイ。「夏は暑くて、いつまでもやってられないよ」何年か前に聞いた漁師の声が響いてきました。そしてこの歌。稲取の方はご存知ですね。暑気払いに、一緒に歌いましょう〽

稲取漁港の歌

夜明けを待てず漁場へ急ぎ

仲間の船と水揚げ競う

きょうも大漁親子船

おも舵いっぱい稲取港へ

白浪蹴って舵取る俺に

うろこ銀鱗倅の笑顔

 

カモメが騒ぐ港の朝は

・・・・・・

以下3番まで

 

――――徳造丸 作詞  山本寛之 作曲・歌

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ミヤコグサ2016/07/20

ミヤコグサ
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きのう「ふれあいの森」のクロカンコース上で、あのイヌムレスズメの群れを見つけました。同じ場所に、4月の終わり頃から5月いっぱいまで咲いていた小さな黄色い花です。

http://taakesan.asablo.jp/blog/2016/05/12/8088540

 

ところが、もう一度復習する意味で調べてみたら、何と、イヌムレスズメではなく、ミヤコグサだったことがわかりました。決め手は葉っぱです。前者はいかにも木の葉っぱで、ムレスズメを含めて低木でした。後者のミヤコグサは、やはり野草です。茎や葉の形を見たら撮ってきた写真と一致しました。ハコベのような葉の付き方です。

 

さて、ミヤコグサには他にネビキミヤコグサと西洋ミヤコグサ、ワタリミヤコグサ、シロバナミヤコグサなどがあるそうで、見分けが難しいようです。ただ、一つの茎に5個以上付けるのが、ネビキミヤコグサと西洋ミヤコグサで、ミヤコグサは1個~3個しか付けないとか。いずれにしても、可愛い小さな黄色い花です。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%82%B5

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<この写真は5月12日に掲載したものです。6月には花はすっかり枯れてしまったのですが>