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渋柿2017/11/16

稔りの秋はこの時期、柿の実で象徴されると言っても良いほど、ここ稲取では至る所で見ることが出来ます。ただし、殆どが渋柿で、それも小粒過ぎて食用にはもの足りない感じがします。

今は葉をすべて落とした裸の木に、鈴なりに赤い実を付けた風情は得難いものですが、やっぱりもったいない気が先に立ちますね。素人考えでは、ミカンのように摘果をしておけば、それなりの大きさに成長するのでは?

面白いのは木に生っている渋柿には野鳥があまり手を、いや嘴を出さないことです。渋いものだと分かっているからでしょうかね。

きょうはご近所さんから甘がきをいただきました。先日は吊るしにした渋柿も他の方からいただきました。数日吊るして美味しくいただきました。甘いことあまいこと!

コメント

_ しづこ ― 2017/11/17 18:10

稲取は、柿の木がいっぱいあるんですね。初夏の夏みかんの木も多いですし。稲取といえば「漁港」のイメージですが、実は「フルーツ豊か」で、スペインっぽい「オリーブ畑」まであって、風情がありますよね。
拙詩「帰省」にも、渋柿が登場します。母も、地元のコーラスの友人から、渋柿の皮をむいて干しておくと、甘くなると教わり、毎年やっているので、その情景を詩に入れました。
親が下田に移住したことで、そういう都会に住んでいたら、たぶん、日常や毎年恒例にはならなかった季節的なことが新たにいっぱいできたことが、親の幸せのひとつだと思っています。子どもの私にも孫にも。
inadaさんご夫妻にも、そういう幸せがいっぱいあるのだろうと思います。

_ inada ― 2017/11/17 20:09

「帰省」をあらためて読み返してみました。お孫さんと談笑しながらご母堂が渋柿の皮をむいている情景、私もこのシーンを鮮明にイメージ出来る幸せを感じます。お孫さんのお顔も、ご母堂のお顔も。
それはそうと、柿の甘さは渋柿が一番ですね。寒中に晒したあの渋柿が。
優しさに包まれた詩の世界、そして優しさに触れることが出来る田舎に乾杯!

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