<><><><><><><><><><><><><><><><><><>

稲取港を歩く2020/02/03

<伊豆大島>

一昨日(土)は稲取港を一巡しようと、夕方、海岸通りに下りてみました。天王坂のサクラがいつの間にか開花していて驚きました。大鳥居の前ではもう7~8分咲きです。海岸通りでは、生け簀の前あたり、即ち第6分団の器具置き場の並びのサクラがもはや9分咲きになっています。

 

次いで、稲取大川臨港橋から河口に伸びる堤防上にアオサギの姿があり、これが動かざること岩の如しで貫禄充分。折からコサギが船揚げ場の方から足下を突きながら近づいてきました。どうするか見ていると、堤防の一段低い部分に乗り移りました。そして羽繕いをしてから、アオサギとは反対方向を向いてピタっと動かなくなりました。当方との距離は至近距離なのに。あとで撮った画像を拡大して見たら、アオサギの目が当方を睨んでいたのが分かりました。

.

その後、西町の船揚げ場の水際を通って、正定寺の大仏さんの前の船揚げ場でバンの死骸を見つけました。嘴が部分的にほんのりと赤色を帯びており、むき出しになったスネも赤紫色に変色していました。どうやら、死んでからネコか野鳥にでもつつかれたか、哀れな格好で横たわっていました。

 

この稲取港にも冬には水鳥の姿をよく見かけます。以前はカモメ類がかなり入ってきておりましたが、最近ではバンやオオバンが毎年のお客様です。何年か前にコクガンという一回り大きなガンカモ類が東町の船揚げ場近くに浮かんでいるのを見たことがあります。ウやサギ類は通年で見られます。

 

散歩の足は道祖神(ヤオビクニ)を回り込んで東堤防(新堤防)へ向かいます。そろそろ大島から船が着く時刻です。船着き場には3,4人の係員が待機していました。東海汽船の事務所前を過ぎて暫くすると、汽笛が響いてきました。トモロ岬の手前からものすごいスピードで近づいてきます。写真の背景はトモロ岬からチュウチン山へと続く夕陽に照らされた尾根です。

この後は“じゅうごんさま”~灯台~立野の台地~バス通り~成就寺~国道に出て帰宅。




コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
山に登るのは
そこに ? があるから (答えは 山 )

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://taakesan.asablo.jp/blog/2020/02/03/9209804/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。