伊豆稲取便り

　　　　　　　　　　　ネムノキの花が路上に　　上を見たらネムノキが！

直腸がんの手術後、３～４年ほど経ったある日、重い荷物を持ったことから腰を痛め、しかもそのまま１時間余りも痛みをこらえながらその仕事をつづけたことがありました。その日はやっとのことで自宅に戻るや、横になって暫く身動きも出来ない状態でした。

その後も大きな支障はなかったものの、寝起きの時や座した後に立ち上がるときなど、腰の右側に痛みが残るようになり、それが最近になって少しばかり辛くなってまいりました。ただ、歩行には差しさわりがなく横になっても痛みは感じられなかったため、今日まで来てしまいました。

本日、初めて整形外科を受診し取りあえず、レントゲン撮影の結果を画像で見ると、脊柱管がこんなにも狭くなっているとは大変な驚きでした。ある脊椎と次の脊椎との間が極端に狭窄しているのです。画像ではその半分以上がむしろ密着した状態で、残りの３分の１ほどの間隔も他のと比べてかなり狭くなっていました。

次回にMRIの検査を行うことになり、その結果を見て治療方針が決まるのではないかと思っています。私としては今の痛みくらいなら耐えられると思っていますので、内心は、内臓からくる腫瘍などの影響の可能性が低くなったことで一安心しているところです。

とにかく、従来どおり野山を自由に歩き回ることができれば、この上何を望もうか、ということなのであります。