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春遠からじ2013/01/16


一昨日の悪天から中一日して今朝は穏やかな好日。散歩の足を見高入谷にまで伸ばしました。木割場の賽の神さまから大久保橋を渡り農免道路に出ます。この道が昔の道だったと聞きました。
 


荒巻で早くもロウバイを見つけました。薄い黄色が遠慮がちに咲いているみたいで強い印象を受けませんが、春を思わせるには十分です。何となく幸せな気分になります。そして、緑とミカンに囲まれた山小屋の、絵になる風景を前に暫し佇むのです。

ロウバイ

 


更に道の上下を繰り返して知人の“お山”に到着です。一人でこつこつと作業したと聞いています。さて、この先、どう発展してゆくでしょうか?楽しみです。


道は突き当たって右は大峰山へ、きょうは左の農免道路をゆきます。一旦上って下ってゆくと、墓地の手前あたりから相模湾が広がります。爪木崎が浮いて見えます。ここにはベンチがあり、観光案内板がありました。山神社からのスタート地点にあるものと同じで、稲取と見高地区の県による農道基幹整備だそうです。


途中、農免道路から分かれて長野に来ました。峠のお地蔵さまの手前でツグミが突然飛び立って、近くの木の枝にとまりました。喉元と胸に斑点があります。この個体はまだ子供のようです。

 

長野のお地蔵さまは大きくて素朴な、親しみのあるお顔で迎えてくれます。手を併せたあと峠に上がると、こちらは小さなお地蔵さまが3体おわします。峠を下って、ようやく志津摩に着きました。これにてきょうは海岸に降りることなく水下のバス停から山側に上がり、二つ掘りから稲取駅へ下りました。約3時間の散歩でした。