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神福竹2013/01/05

「下で神福竹やってたよ!」
しまった!きょうだったか!  


急いでテングサ計量所前に降りたら、笹枝がひとつ転がっているだけ。
それじゃあ、ジューオーバレー(十王堂払い)の賽の神様に飾ってあるかも知れない、と気を取り直して歩き出しました。 


「神福竹は1月5日に決まっているじゃんか!」

管理人さんの太鼓腹から出る太い声がまだ頭にガンガン響いているなか、役場倉庫を回り込んだら、おう!アラシク(新宿)から出てきたではありませんか!


神福竹


おそろいの法被姿がムカデのようにぞろぞろと、龍のような――いや今年はヘビ年でした――ながあーい撚り縄を担いで。

 

「あーああ よーおーい せーのーおおせ〽」
あっちふらふらこっちふらふらしながら、ところどころで電柱などに神福竹の根元の方をドシンとぶつけています。まるで酔っ払いのようです。じっと見ていたら役場を一周して戻ってきました。  


そのあとは待っていた人たちが手際よく鳥居に尻尾を結び付けて神福竹を横たえ一連の行事を終えました。ご苦労さまでした。神福竹は後のどんどん焼きの芯になって燃やされ稲取向井地区を守ります。


きょうの散歩はこのあと、馬道を通り二つ掘りに出て愛宕神社に初詣で。ついでにヤブを払って神社裏の愛宕山の最も高い部分に立ち、尚も北側に進んだら、丈の高いミカンの林の一角に出ました。あの石切り場の上に出たようです。深追いはしませんでしたが。
 


次に山神社の長い石段を駆けあがって初詣。これで今年も稲取5大神社初詣完了です。