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造船所のレール2013/11/02

防火帯の山焼き

<うっすらと煙が立ちました>

聞き取りにくい広報の声が何やら響いていたので、もしやと思っていたら、その後、やはり大峰山の稜線から煙が立ちました。この写真は伊豆東部総合病院前から撮ったものです。
 


二人連れが上から下りてきました。顔なじみのEさんご夫婦です。朝の散歩で付近を一巡してきたらしい。お二人で歩いている姿をよく見かけます。お二人とも私どもと大体似かよったお年に見えます。
 


ひとしきり歩いてきたルートをお互いに論評しあったあと、昔あった臨港の造船所の話しになりました。その跡がつい最近まで残っていたと言うのです。
 


今年、徳造丸の前の道が拡げられて、港に沿って左回りに正定寺の前を通り、その後、右に回るようにして岬の館まで綺麗な広い道に変身しました。そのため、残骸がすべて撤去され、今はあとかたもありません。

 

稲取漁港


工事が始まるまで、東町の船揚場の白堤寄りに壊れかけた小屋から二本のレールが伸びて水際に達していたのを覚えています。私は何となく、漁船の船揚げの為のレールかなと思っていたのです。それが実は造船所の残骸だと分るまでずいぶん時間がかかりました。
 


Eさんは子どもの頃、ここで拵えた船の中を見学したことがあると言いました。その船は100トン級の兵隊を運ぶ輸送船で、船内には兵隊さんのための教室もあったそうです。ところが、八紘丸というその船は相模湾だか東京湾だかで米軍の潜水艦に撃沈されてしまったらしい。
 


この造船所では漁船も造られていたそうですが、そんな悲しい運命の船が造られていたということを初めて知りました。今は八百比丘尼など石像仏の立派な祭壇に替わっています。思い返すと、拡幅工事の前に港の写真を幾度となく写真に収めたはずなのに、この残骸には的を絞っていませんでした。かえすがえすも、残念!


第37回東伊豆町民文化祭2013/11/03


第37回東伊豆町民文化祭が稲取小学校にて今日、明日の日程で開かれました。我が稲取ベルフィオーレもエントリーしてますので、自称専属カメラマンとして“奮闘”してまいりました。
 


何せ、PCで再現して初めて結果が出るわけで、好い結果が出るかどうかは、その時の運任せ。で、結局今年も胸を張って団員の皆様に提示できる作品とは相成りませんでした。トホホ・・・。
 


好い写真を撮る条件は一に撮影技術、二に辛抱、三に度胸。度胸とは好い撮影場所を求めて大胆な場所に三脚を設置するのにやぶさかでないことです。残念ながら、三つとも私に欠けている条件です。専属カメラマンは即座にクビだ!
 


コーラスの部は熱川コールファンタジーと、ひまわりコーラス、そして稲取ベルフィオーレの3団体がそれぞれ持ち味を発揮してましたが、この日の舞台の最後の演目ということもあって、観客の数が少なかったのは惜しいですね。
 


折角の文化祭ですから、客をもっと呼び込めるような企画なり、宣伝なりにひと工夫が欲しいところです。例えば会場全体で合唱する番組を挟むとか、どうでしょう。是非、町民の多くの人が楽しめる場にしたいですね。



フクダンバラと金魚2013/11/04


中川の畑から一望閣へ上がる坂道で、一人のご婦人が生垣に這うフクダンバラ(サルトリイバラ)の葉を集めていたのは何時の頃だったでしょうか。いつもこの急な坂を喘ぐたびに、つい思い出してしまうのですが、一昨日、この坂の途中、ミカン畑の下の空き地で草取りをしている老婆に出合いました。

傍らにコンクリートの小さな溜池があって、いつもは淀んだ水が満たされているだけなのに、きょうは金魚が泳いでいるではありませんか。つい2,3日前に孫が金魚すくいで手に入れて来たのを、家の中には適当な器がなかったので、思いあぐねてこの池に放流したのだそうです。

この水は雨水を溜めた貯水槽から引いた水で、普段はこの水に農薬を混ぜてミカンの木の消毒に使っているとのこと。このままでは死んでしまうと心配していると、お嫁さんがホテイアオイを買ってきて浮かべたら、この浮き草は瞬く間に増えて、その後、金魚の動きも生き生きとしてきたと言うのです。

道端にこんな小さな水溜まりがあって、しかもそこで元気よく金魚が泳いでいる図は思ってもみなかっただけに、何か幸せな気分が広がって得した気分になりました。ちなみに、このおばあさん、ご婦人用の帽子を取り、更に手拭も取って素顔がのぞいたところを見たら、何と気品のある美しい顔立ち。ウェーブのかかった白髪が彼女の顔に花を添えていました。

これからはこの坂を上り下りする度にフクダンバラのご婦人と、金魚の老婆が、多分、私の頭の中に登場してくることになるのでしょう。

ニワトコ2013/11/05

ニワトコ
「ニワトコが膝の痛みに効くって知ってる?」
来年70歳になるオバチャンがこの秋口に転んで左膝を痛め、それ以来、どうしたかなと気になっていました。いつもの散歩道脇にある「秘密の花園」のオバチャンです。

ニワトコと聞くと、何となく庭に植え込むナンテンやナナカマドと同類のような印象があります。でも、ネットで調べたら、いずれも別の科目の植物でした。いずれも秋に赤い実を付けるところから、そんな印象を持っていたのでしょう。

お宅の庭にニワトコの木があるというので、見せてもらいました。庭が奥の母屋まで細長く続いて、全体に大きな花壇になっています。しかも、よく手入れされているのが分ります。ニワトコは玄関前にありました。細い幹から幾つもの枝が分かれ、更にまた枝分かれと言うように複雑で怪奇な樹相です。

オバチャンはこの木の葉っぱを摘んで、日に当てないで乾燥させたものを持ち出して見せてくれました。煎じた茶色い液汁を、ガーゼに含んで患部にちょんちょんと当てるだけで良いと言います。スーッとした感じが湿布薬のような感じだそうです。

ニワトコの葉を煎じるについては病院の先生から注射が嫌なら、と教えてもらったのがきっかけということでした。この庭には他に大きなトゲのあるカラタチの木もありました。何気なく植えておいた木が役に立つことになろうとは思ってもみなかったと言います。今はまだ少し痛みが残るが、だいぶ良くなったとのこと。

折角乾燥した葉を少し分けていただき、半年前、やはりちょっとした拍子に右膝を痛めた女房殿にご注進です。どれくらい効き目があるか、先ずは、どれだけ熱心に湿布の労を厭わずに出来るかが問題ですが。

「誓いの回廊」2013/11/06


今年何回目かのアニマル通い。伊豆アニマルキングダムです。平日でも結構若い人たちの姿がありました。年寄りだけのカップルは私どもだけかなと思っていたら、やはり動物好きな人がいるんですね。もっとも私どもの場合は触れ合って楽しむほど動物が好きだというわけではないんですが。
 


伊豆アニマルキングダムの呼び物は何と言っても、チーターの
アカチャン、ホワイトタイガー、そしてホワイトライオンです。最近では10月に生まれたばかりのグランドシマウマのアカチャンが人気です。きょうはまだ金網の広い柵の中に入っていましたが、ちょうどオカアサンのオッパイを飲んでいるところに通りかかりました。
 


この動物園の広い敷地の中で私どものお気に入りは「誓いの回廊」と命名された場所です。プレーゾーン(遊園地)側の海が見わたせる場所にあって、ところどころにある彫刻を鑑賞しながらゆったりした気分で散歩が出来るのです。

 

しかも、この回廊は春はツツジ、秋はピラカンサの回廊でもあります。赤と黄色、そして彫刻の見事なアンサンブルを楽しみました。