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チッパー2013/11/09


「稲取ふれあいの森」の除間伐工事は今月いっぱいで終わり、来月から明るい森の中を散歩出来そうです。
 


今朝この森のクロカンコースに入りましたら、木材をフレーク状にしたいわゆるチップ材がところどころに敷かれていたり、アリジゴクみたいに小さな山にして置かれているのを目にしました。
 


除間伐のために新たに開かれた道に敷き詰めるためだろうことは想像できます。ただ、どこからか運んできたのかなと思っておりましたら、ちょうど近くで機械の音がするので現場へ行ってみました。

 


すると、何と機械の排出口から細かく砕かれた木片チップが流れるように飛び出してくるではありませんか!投入口は1メートル四方ほどにも大きな口を開けています。瞬く間に伐採されて集められた枝の山が小さくなってゆきます。
 


私たちが近づいた時、作業していた若い人は先ず機械を止め、被っていたヘルメットを外して丁寧に応対してくれたのには感激しました。この機械は高価なもので、林業関連でも導入している会社は多くないという話しでした。
 


一見ミサイルの発射台のような武骨な物で、戦車のように自分で動くためのローラーを足に付けています。これで野山を縦横に動き回って作業できるのです。車体にデュアルチッパーとありました。
 


除間伐で出た木を山の中から運び出すのは人手もかかり、その処理にもお金がかかります。その点、この機械を使えばコストは抑えることができ、工事のスピード化を図ることが出来るのです。
 


このところ道路の建設といい林業の推進といい、今や最新鋭の機械が見事に活躍しているのを、この稲取で見てきました。今朝も入谷の着々と進んでいる道路建設現場を目の当たりにました。そこでは強力なショベルカーが主役でした。