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大腸がん手術 その62014/01/25

きのう24日(金)は外科の予約日。18日(土)に退院して一週間ぶりの病院。早速ベッドに横になって抜糸後の様子や、チューブをオナカに入れた傷痕を観察してもらった。結果、極めて順調であるという所見を得た。

退院した翌朝から血便がなくなり、手術前から続いていた悪夢がやっと消えたこと。縫合による痛みも今朝になって消え失せたこと。以上の2点を報告。

ただ、病院まで足を運んで厄介なことに改めて気付かされたのは、突然やってくる便意だった。しかも肛門括約筋が正常に働いてくれないのか、我慢が出来ない。このことについては手術前にも聞かされていたのだった。つまり、直腸の殆どを切除するため、便を保留しておく場が無くなる結果、排便の回数が増えるというのである。

人間は物を食べると4~6時間で小腸から大腸に達するという。そして新たに胃に食べ物が入ってくると、連鎖的に大腸(結腸)の蠕動運動によって直腸に送り出され便意に通じてゆく。直腸を切除した私の場合は言わば直通電車である。従って出かける前は物を口に出来ない。

きのうはそれでも無事に帰宅出来たが、落ち着いて気が付いたら、右足の土踏まずの奥深い所が痛み出した。多分、急に歩き過ぎた所為だろうと思う。病院へ行く前にシャワーを浴びた時、入院して僅か2週間で筋肉がこんなにも落ちるかと驚くほど、特に下肢が痩せ細っていた。想像以上に脚力が衰えていたのだ。

それから、入院中に毎食後に飲んでいた胃の薬と、便を軟らかくし便通を良くする薬との二つに加えて、血圧降下剤が加わった。ついに薬の力を借りて体を立て直さなければならない時が来てしまった。これまでは肺炎が疑われた風邪の症状などで一時的に飲まなければならなかった場合を除いて、一切拒否してきたというのに。

そんなわけで、リハビリの筋トレも思うように出来ないでいる。今は気力も涌いて来ない。