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大腸がん手術 その122014/01/31

<アニマルキングダムの園内上部には広い梅園がある そろそろ見ごろ>

1月16日(木)
03:15 目が覚める。約5時間眠れた。痛み止めのおかげだ。でも、その後は眠れず、ウォークマンを聴いて時間をつぶす。スタッフセンターの前の病室から、ウナリ声がしきりに響いてくる。日中覗いたときは4人部屋に一人の患者だった。認知症患者の部屋から聞こえて来るような声だ。

06:00 照明点燈 ついでオシボリ配給。少し腹が張っている。ガスが出そうで出ない。体温36.5度 血圧160
07:00 朝食 今朝は食欲あり全部平らげた。

09:30 知人K氏の見舞いを受けた。有難い。手術内容とその後の経過を逐一説明した。彼も以前、腎臓結石で腎臓を片方切除する大手術を受けている。しかし、現在は頗る元気な方である。
10:30 K氏を1F玄関まで見送る。同室のMさんが退院した。前日、娘さんが大荷物を車に積んで運んだようだ。今日は奥様が迎えに来ていた。再会を約す。
12:00 昼食も食欲あった。肉野菜の煮付けの肉だけ残して95%は完食。
13:30 リハビリ 理学療法士とともに外へ出て、病棟を一周。外気が気持ち良い。
15:00 女房殿来る。

17:00 I先生がナースと共に来て、早速、抜糸。今日は半分だけで残りは明日にするとのこと。それから、高血圧の治療の開始を勧められた。即答は避けたが、治療は必須だ。どこの病院で受けるか決めなければ。

18:00 夕食 ほぼ完食。
20:00 テレビは長い一日、気を紛らわす手段でもあるが、ちょうど大相撲の初場所が開催されていたので暫くぶりに幕内相撲を通して観る楽しみを見つけた。大相撲中継はラジオだけの時代から熱心なファンの一人だった。
ところで今日はテレビで興味深い番組があった。「NHKクローズアップ現代」で耐震化義務について現状のレポートと問題点の洗い出しがテーマ。現状では未だ耐震化未対応の建築物が多いそうだ。問題は費用が莫大な金額にのぼること。資金を調達できず廃業、撤退の企業も少なくないという。
しかし、アイデアでもってその問題をクリアした企業があった。高層ビルのホテルから中層ビルの日帰り温泉に変身した企業がその一つ。減層することで耐震化基準のクリアに成功し、ビル経営の見通しを付けたという。負担額は通常の10分の1で済んだそうだ。耐震化の問題はホテル、旅館をかかえる自治体でも避けて通れない問題だ。思い切った発想の転換が必要かも知れない。

21:00 女房殿が持ってきた新聞に目を通したあと、日記をつける。
22:30 眠れず。例の痛み止めの薬を飲む。