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大腸がん手術 その32014/01/22

スタッフステーションとMCU
1月8日(水)OS-1(水分補給剤)は07時までに合計1000ミリ飲み終えた。
07時 血圧165 浣腸後2~3分で便通あり。ただし、殆ど水と鮮血。
07時15分 麻酔剤点滴用に左腕に針をセット。
08時00分 外は曇天だが気温は低くない。

08時30分 麻酔の先生来室、激励を受ける。執刀医とは10年来のコンビだそうだ。昨日の面談でも感じたが、あらゆる可能性を視野に入れてオペに臨んでいるところが素晴らしい。また、彼は過去の経験やデーターをも常に考慮しているという。

08時50分 主治医(執刀医)以下、麻酔専門医、看護師数人の回診あり。同部屋のMさんから激励を受ける。

09時50分 手術着に着替え、血栓予防のためにストッキングを履く。これはかなり強めにふくらはぎを締め付ける。そしていよいよ、いざ出陣!

09時55分 手術室では執刀医、助手、麻酔担当医、ナース4~5名が明るい声で迎えてくれた。直ちに、ナースがかぶっているのと同じ帽子をかぶり手術台に乗った。名前の確認後、心電図のシールを胸に3枚張り付け、血圧計を取り付ける。更に、体内の酸素濃度を測定するクリップを指先に装着。

10時00分 点滴チューブのテストで、左腕に前もってセットしておいた針が充分でないこと判明。この針は麻酔薬注入用で通常の点滴用より太く、手術後も各種点滴に使われる。麻酔担当医が再び針をセットするが、静脈を探して梃摺っていた。

10時10分 テストを終えて手術開始。先ず、マスクをあてがわれ、100パーセント酸素を吸入。リラックスしたところで麻酔開始。間もなく意識を失った。


13時50分 意識戻る。腹部に痛みと吐き気。すぐそばに女房殿の顔を見たら、急に涙が出て止まらなくなった。その後、記憶にはないが、体を俯けにしろとか言ってナースを困らせたらしい。体には膀胱からと腹部、そして点滴用に腕から、計3本のチューブが繋がれていた。

17時 再び目が覚めた時には女房殿の姿はなかった。その後も、2時間おきに目が覚め、何とも云えない焦燥感に捉われだした。多分、3本ものチューブを繋がれて自由を失い、ベッドに横になっているだけの閉塞状況にパニック症候群が襲い掛かって来たのだろう。しかし、長い長い夜をどうにかして耐えていかなければならない。