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座禅体験2017/08/27

東日本大震災の第二回復興支援マルシェが清光院で昨日今日と開かれました。金魚すくいや復興支援バザーなどの他にも猿回し、よさこい、フラダンス、体験ヨガそしてミュージシャンのライブなど多彩な催しがあり、私たち夫婦も去年に続いて本日会場を訪れました。

 

今回は初めて体験座禅に参加してみました。参加者は男女合わせて10人くらいだったかと思います。最初に和尚さんから作法について簡単な説明がありました。

 

先ずアグラを組むことについて、片方だけでも反対側の脚に乗せること。その際、できるだけ深く乗せるように。次いで左手の親指を右手で握り下腹部に付ける。背を伸ばしアゴを引いて1m先を半眼で見るようにする。そして大事なのは呼吸で、腹式呼吸にて鼻で長く吸って長く吐くこと。それから、警策(きょうさく)を受けるときは合掌して体を前に倒すこと。

 

さて、鐘の音を合図に座禅が始まりました。初体験の参加者が殆どだったので、40分を20分ずつの2回に分けて行うということでした。私は胡坐を組んで姿勢を正すのが苦痛なので、日ごろヨガの真似事をする時には両の足裏を併せる形にしていました。

 

ですから、胡坐を組んで20分の苦痛に耐えられるか不安でした。けれども、呼吸に意識集中することのみを心がけていたら、何とか2回とも無難にできたようです。ちょっと出来過ぎかな。和尚さんから、稲取保育園の園児たちが25分間の座禅に耐えた話を聞いたときは驚きましたね。

 

また、警策の音が何度か聞こえてくるうちに私もピシッと受けてみたいと思い、和尚さんが目の前に現れた何度目かに体を前に倒しましたら、警策棒を肩に軽く当てがって合図をしてくれました。続けて2度受けましたが、少し手加減をしてくれたようです。私としては思い切りやってもらいたかったですが。

 

終わってからの話で、実は警策をお願いするときは、合掌して体を前に倒せば良いことが分かりました。いろいろ作法があるものです。一つのことに集中すること、そして更に無の境地に近づくのは難しい。けれども、これも訓練、修行を積むしかないのでしょう。先ずは瞑想の習慣をつけることかな。