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浅間山のお狐さま2020/08/14


           浅間山の山頂
今年も浅間山に足を向けました。お狐さまにお会いしたかったからです。
今日の稲取の最高気温は午前中で32.5℃。北東の風が吹いていたので、昨日より多少低く感じられました。それと女房殿の進言で首に巻いた”冷却マフラー”のお陰でしょうか。ナニ、水に浸して絞っただけのあのマフラーですよ。もうひとつ、彼女の日傘を持ち出して差したのも効果あったと考えます。それでも、3時間後に帰宅したときは汗びっしょり。何と、1.5キロの体重減でした。

さて、東伊豆町の浅間山516mの山腹にある岩祠に挨拶した後、いよいよ山頂の祠に到着すると早速撮影に取り掛かります。太陽はギンギラで申し分なし。その分”霊魂宿る”岩の表面は全体に光って濃淡の差を人の目にははっきりと示してくれていません。これはこの時期いつものことです。

帰宅して写真をPC上に広げたら、うっすらと浮き上がってはいました。しかし、数年前に初めて見たのとは雲泥の差です。これでは満足できません。写真を見ると、真影を邪魔する部分が何故あるのか、が疑問点です。黒い影であるべきが、光って白くなったまだら模様が浮き出てしまっています。露出をもっと大胆に出せればどうか。全体が暗くなって細かい点は黒く塗りつぶされるのでは?悲しいかな、私にはカメラ操作の知識がありません。いつもオートで撮影して満足し、写真は記録の意味で充分と豪語している身では写真撮影のテクニックなぞ高根の花。勿論、フリーソフトを使った修正をいろいろ試しても、しょせん原画に限界があっては思うようにはゆきません。
           下が修正を試したもの?!

画面をクリックして拡大し、5本の指で円筒形を作って覗いてみると比較的お狐さまが浮かんで見えます。岩のてっぺんの右三角形が耳で、左向きの影になっています。くびれたところから上が頭部、その下が背中で、岩の右下に薄い影の尻尾。



ここでふと思いついたのはカメラ自体のことです。今手にしているのは比較的軽いキャノンのバカチョンSX710HS。あのお狐様の写真は3~4年前まで使っていたソニーのサイバーショットでした。つまり、それぞれのレンズの差がこういう結果になったのでは、ということです。ソニーのはカールツアイスです。同じオートで撮ったのです。つまり、お狐さまの撮影には手前どもにはソニーのが適していたということです。どうかな?!

2018年の8月にそのサイバーショットで撮った写真はこちら。