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下田公園2009/09/03

開国記念碑から見た下田港(稲沢川河口)
下田湾に注ぐ稲沢川の河口には漁船がずらりと並び、その部分だけでも大きな漁港となっています。この、寝姿山を背にした景観は絵になるほどすばらしい。

この沿岸にペリーの記念碑が立っていますが、私としては二度目の訪問です。過日は女房殿と二人で開国記念博物館に寄ったあと、ペリーロードを歩いてここへ来たのでした。

下田はその開国の物語からして、何となくエキゾチックなニオイのする街ですね。そういうところが若い人に受けるのでしょうか、二人連れの女性やカップルがペリーロードをゆき、あるいは、港を散策している姿が目に入りました。

稲沢川の河口に立つペリー記念碑の先に、下田公園へ上がる道が続いています。きょうは私ひとりで下田を歩き回るつもりで出てきました。ハイスピードで登ってゆきます。

坂道の途中に、先ずお馴染みのカーター元大統領の胸像が立っていました。開国100年祭で来日したときの記念だそうです。

更に上へ回り込むと立派な開国記念碑があり、石段を登ってゆくと、右にペリー、左にハリスのレリーフが碑を挟んで並んでいました。先ほどの河口が一望できる良い場所です。

下田湾に突き出た小高い台地全体が下田公園になっていて、そのうえ尾根が四方に伸び、変化に富んだ地形を成しています。ここに下田城が築かれたのもうなずけます。

城の天守台跡はこの山の一番高いところにありました。ただし、それを窺がわせるものは何もありません。この周りにはアジサイが沢山あって、その季節には訪れる人も多いと思われます。

少し戻ってお茶ケ崎展望台へ向かいます。野鳥の森の階段は通行止めになっていました。見下ろすと、草や木が茫々と生い茂り、手入れされていないのがわかります。先ほどのアジサイの茂る場所では二人の職人が剪定作業をしていましたが、こちらのほうには手が回らないのかも。

お茶ケ埼展望台では犬連れの若いカップルが景色を楽しんでいました。ここからは眼下に下田海中水族館の全貌を見ることができます。5月に孫たちと一緒にこの水族館を訪ねたとき、そこから見上げた東屋に人影があったのを見て、いつかそこへ登ってみたいものだと思っていました。今その東屋に立っているのです。

眺望を楽しんだあとはその海中水族館へ下山です。ちょうど昼時、そこの食堂でイルカショーを遠望しながら昼食休憩。注文した特製ラーメンは麺が‘いまいち’でした。

食後は駐車場の脇から山へ上がり向こう側に下りると、和歌の浦の遊歩道に出ました。磯遊びする数人の姿がありました。

海岸に沿ってゆくと、下田海浜ホテルの先に御番所跡があり、更に右へ回りこむと村上合掌造り民芸館がありました。かの白川郷の民家を移築したものだそうです。今回は手前で外観を見ただけで引き返しました。入館料600円は少し高い?

下田海浜ホテルから山を越すと、ペリーロードの終点に出ました。今回のウォーキングの目的の一つがこれで完了です。

もうひとつの目的は村上書店で児童書を買うこと。前回の訪問では「つみきのいえ」をここで買いました。きょうは竹田津実「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を購入。

下田駅に戻って缶コーヒー休憩。構内は遠足の幼児たちでいっぱいでした。休憩後は最後の目的、伊豆急全線ウォークのうち、下田駅から次の蓮台寺駅までウォーキングです。

朝の気温は低く、半袖シャツでは少し小寒い感じだったのが、午後になると日差しが強くなり、気温も上がってまいりました。日陰を拾いながら、蓮台寺駅に到着。

ある程度歩けたことで満足した一日でした。

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