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大洞峠にオリーブ畑が・・・2014/03/22

今月8日、久しぶりに平並ハイウェーの大洞峠に立ったとき、峠の周囲が一変していたことに驚かされました。ミカン畑が消えていたのです。それが今度オリーブ畑に変身することがわかりました。

 

東急と伊豆急がオリーブ栽培の事業促進に乗り出した、という伊豆新聞の記事を思い出しました。オリーブによって伊豆東海岸地域の活性化を目指すという。

 

きょうはショベルカーが入って段々畑の整備をしているところに通りかかり、たまたまI園芸のご主人がいたので訊いてみると、“水乗り”の町有地に150本のオリーブを植えたとのこと。来月そこで植樹祭があるそうです。

 

オリーブといえば、日本では小豆島が主産地ですが、九州の天草や日南市、神奈川県では二宮町などで既に町おこしの一環として各プロジェクトを立ち上げているようです。

 

稲取でも志津摩の徳造丸さんの畑で栽培していることは、当ブログでも度々紹介してきました。お話しを聞くと、オリーブの栽培は簡単ではないようです。先ず、風に弱いことがひとつ。酸性土壌は不適、害虫の発生等、いろいろご苦労がある由。

 

それでも、今回ビッグ企業がこの企画に乗り出し、町当局とも提携しているそうですから、将来必ずやミカン栽培と並んで地場産業の柱の一つになることでしょう。頑張って欲しいですね。



コメント

_ 開拓人 ― 2014/03/24 20:16

inadaさま お久しぶりです。お身体の具合はいかがでしょうか?最近のブログを拝見して驚いてしまいましたが、ブログ更新されているので順調に回復されているのかと少し安心しております。
東急と伊豆急がオリーブ栽培の事業促進とは楽しみですね。
橋本愛さんが伊豆急の1日ミス伊豆急に就任したニュースも出て少し活気づいてきたのが嬉しいです。とはいえ、私は本業が忙しくてなかなか伊豆に行けず、また前回膝を痛めてようやく治ってきたので今週末は数か月ぶりに行く予定で思い楽しみにしております。どうぞご自愛くださいませ。

_ inada ― 2014/03/24 21:05

開拓人さん、ご心配をおかけしました。またご激励をいただき有難く思います。
オリーブ栽培の件はビッグ企業が乗り出したことで、この先、進展が見込めると期待しております。何につけても、行政や観光組合などとは比較にならない桁違いの企画力、プロジェクト推進力を大企業は兼ね備えていると思っています。東急グループが東伊豆の振興に乗り出したことは大きな意味があると考えます。

_ 岬石 ― 2014/03/27 16:34

オリーブの木は、日本の農家なら必ず上手く育てるでしょうが、実の収穫の手間が大へんで、それがネックでしょう。千葉の梨の木のように、樹高を低く抑えるのでしょうか、それとも落果するのを待つのでしょうか。
ともあれ、オリーブの木は、葉の色といい、樹形といい、西洋での風景画のモチーフとして数々見られます。東伊豆に借家を借りる前には、小豆島も候補地の1つで、オリーブの大きな樹を描いてみたいというのがその要因でした。オリーブの実の収穫だけで採算をとるのは大変でしょうが、周りの風景とからませ観光客を呼び込めれば、きっと成功するでしょう。植樹して、風景になじんだ頃にはイーゼルを立てたいものです。

_ inada ― 2014/03/27 20:40

志津摩に徳造丸の会長さんの畑があって、そこの一区画がオリーブ畑になっており、栽培のご苦労については度々伺ったことがありました。でも、岬石さんの疑問についてはあいまいだったため、あらためて電話で訊いたところ、樹高はご指摘のとおり伸びた頭を摘んで低く抑えるとのことでした。
これは実は伸び放題にしておくと上に付く実は貧弱なものでしかないということと、低く抑えれば横に枝が伸びて良い実を収穫できるという理由からなのでした。ちなみに、ミカンの木と同じように剪定も欠かせないそうです。
それから、収穫については確かに手間がかかりますが、キヌサヤエンドウのように一つ一つ捥ぐ必要はなく、枝を持ち上げてシゴイて採れるということでした。落果では品質が悪くなるそうです。
習志野の香澄公園に一本だけオリーブの木がありました。だいたい3mくらいの高さで樹形が立派でした。常緑樹で、その色合いとともに印象に残っています。稲取の試みが今後どう進展してゆくか、これからも写真で追ってみるつもりです。

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