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自然椿園と石神の滝 ― 2016/02/19
東伊豆町の大川の山奥に「石神の滝」というのがあります。この滝を私は過去に2度訪ねていますが、先週、白田の「ウスバタの滝」を見たから、次は石神だ、ということで本日歩いてきました。
この石神の滝は「自然椿園」の奥まった所にあり、椿の花にも期待がありました。でも、残念ながら、この時期では遅かったようです。しかも、厳冬期に咲く椿なのに、今年は暖冬ですからね。
「参拝橋」から向田川遊歩道に入って暫く行くと、新しい林道が出来ていて驚きました。一部だけ旧道を歩きましたが、最初から林道をそのまま詰めてゆき、「向田川渓流遊歩道 四阿」の案内標柱が立っているところから左に入って行けばよいでしょう。
椿園内には僅かに残った椿の花が慎ましやかに咲いていました。ベンチに座って心ゆくまで眺めていたら、大きな樹の鬱蒼とした樹冠の中に所々にひっそりと咲いている様子が、むしろ静かな山奥には似つかわしいのではないかと思えてまいりました。
椿を鑑賞したら、更にその奥へ「石神の滝」へ向います。案内板がそこかしこにあるので迷うことはありません。遊歩道に入ると、この山は大岩が多い印象で、更に滝の周辺ではそれが目立ちました。築城石で名のある山も顔負けするほどの規模です。
滝壺に下りて20mはある滝の源頭を見上げると、僅かに水が落ちてきていました。向田川の本流から流れ落ちているのではないので、冬の乾燥した時期では仕方がないでしょう。それでも、滝壺は透明な水を満々と湛えていました。
滝を見た後は少し戻って「石神さま」に参拝しなければなりません。祠は滝の上流の大きな岩壁の傍らにあります。ただ、祠の向きが谷に向いているため、正面に立つことが出来ません。
涸沢の左岸に「上級者向けの山道」が続いていたので、帰りはこの道をゆきます。確かに際どい所を辿ることになりますが、トラロープがずっと助けてくれるので、慎重に進めば問題ないでしょう。ちょっとしたスリルが味わえます。
久し振りに約2時間半の楽しい山歩きが出来ました。
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