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細野高原の植物2010/08/19

細野高原 四季の花


今月の二日に三筋山へ登ったとき、桃野湿原で観光協会の関係者と言う方に、細野高原の植物図鑑が既に発行されている話を聞きました。ただし、市販はされてないとのことです。

でも、“シントコさん”なら、所蔵しているかも知れないと言います。シントコさんは言わずと知れた稲取の名物おじさん、稲取の観光発展のために色々尽力されている方です。

その後、路上で偶然お会いした際に無心をしたところ、二つ返事で貸していただくことになりました。書名は「細野高原 四季の花」(写真・説明山田昌彦 編集 こらっしぇ稲取協議会B5版16頁)となっています。

さっそく、お借りした本をスキャナーでPCに取り込みました。これから暇を見て自分なりに編集して、いつでも所持できる手ごろな大きさのハンドブックに出来たらいいなと思っています。

ところで、この著者山田昌彦さんは学校の生物の先生だそうですが、この冊子の最後に絶滅危惧植物について次のように述べています。

「これらの貴重な種を絶滅から守り、子々孫々にしっかり受け継いでゆくためには自然環境が気付かないうちに破壊されてゆくのを防ぎ、自然環境保全への関心と理解を深め自然保護意識の高揚を図ることが大切になります」

この細野高原にも絶滅危惧植物が20種以上あるそうです。浅はかな人間の所業でこれら貴重な植物が絶滅することがないよう、私たちは責任を持たなければなりません。さあ、そのために何が出来るか、あらためて考えてみたいと思います。