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ミモザ ― 2012/03/14
バガテル公園のフランス広場にはミモザとプラタナスの木があります。ミモザ=房アカシアは今、黄色の丸い花をつけてしなやかに枝を垂らしています。一方、プラタナス=鈴懸の木は茶色の丸い実を付けていました。
ミモザと言えばアカシアのことですが、本来は合歓の木やオジギソウなどの属名なんだそうですね。ウイキペディアによると、学名のmimosaとは、葉っぱを刺激すると閉じ始めるという意味だとか。
アカシア属はフサアカシア、ギンヨウアカシアなどで、こちらの方はいくら刺激しても葉っぱは動きませんね。日本ではニセアカシアのことをアカシアと呼んでいますが、正しくはハリエンジュ属の植物だそうです。ニセアカシアの白い花はとにかく見事です。
しかし、いずれも花が終わった後、エンドウ豆のような実が付くのはお馴染みですね。榎木かなと思っていたのが、ある秋の日に豆を垂らしていたのにびっくりしたものです。エンジュだったのです。
葉を落としたプラタナスが鬱蒼と緑に包まれ、フサアカシアが豆を成長させる頃、バガテル公園はバラの花に彩られているはずです。その頃にまた来てみることにしましょう。
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