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河津から三筋山へ③2012/12/09


見高峠からは北西の尾根を行き大池へ向かいます。とりあえずこの尾根を見高尾根と名付けましょう。次の最初の目安の20号鉄塔は黄色い標柱の鉄塔案内の先にあります。この辺は巡視路としての形状を充分に保っています。


鉄塔の基部に着いて少し休憩をとりました。東側に立木の隙間から稲取岬と白い灯台が見えます。見高尾根は全体に低い尾根が林の中に埋没した感じで、景観を殆ど楽しめないのが残念です。林の中は暗いので尚更にその感じを強くします。
 


さて、次は見高山が目標です。高度を上げるにつれて大岩が目立って参ります。この尾根は一度下った経験があるので気を許して歩けます。やがて間もなく大岩が居座る山頂に到着。
 



<見高山頂上>

この山頂からは直下の大岩の後ろに急な尾根道が続いています。とにかく北西に向って上ってゆけば良いのです。シカが一頭、西の斜面へ逃げてゆきました。ここから先はシカの糞が目立ちます。
 


見高山を下った鞍部は逆に大池からの下りのときは要注意の箇所です。南西にのびる尾根に引き込まれやすいからです。この南西の尾根を右に見上げるようにして見高山を目指すことになります。
 


大池を目指す今回はこの鞍部からの登りが少し辛くなってきました。疲れとシャリバテが原因のようです。ただ、境界標石とピンクのPPひもが現れ始め、あとは行く手の心配は完全になくなりました。
 


やっと大池の十字路に着いたのは13時少し過ぎていました。河津田中で取り付いて約2時間半かかっています。とにかく、これにて所期の目的は達成できました。ここで食事としたいところですが、もう少し辛抱してパラグライダーのフライト地点まで頑張ることにしました。

<大池の辻>

 
そこからは大池やその先の片瀬山・城山、爪木崎、そして大峰山から稲取岬、奈良本の風車尾根等を見渡すことが出来ます。冬は風を避けることも出来るのです。その後は誰もいない三筋山に登り、いつものように大峰山の稜線をたどって大久保に降り、稲取駅経由で帰宅。河津駅から稲取駅へのウォーキングならぬ、ハイキングでした。

<大池フライト基地より大池、片瀬山・城山、天嶺山>