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ハンターの活躍2013/02/13


この一週間はイノシシとシカの獲物をまとめて見た気がします。宇土金の上原仏教美術館を訪ねた折にたまたま見たイノシシは鉄砲ではなく、刃物で刺して捕まえたものでした。
 


このイノシシは比較的小柄で、喉から心臓にかけて何度も刺された痕があり、真っ赤に染まっていました。猟犬が獲物に喰らいついて離さず、その間にハンターのオジサンがタイミングを見て仕留めたということでした。
 


軽トラの荷台でオスか?メスか?と引っくり返しているうちに、他のハンターがもう一頭のより大きいイノシシを捕えてきました。こちらも同じような傷口で、既にこと切れていました。ヨイショの掛け声で同じ荷台に載せられ、親が子をかばうように横に並べられた姿は哀れでした。この獲物をどうするのか訊いても、4人のハンターはともに口を閉ざしたままでした。地元の人たちのようです。

 


一昨日に白田の林道を歩いたときは、こちらの獲物はシカでした。最初に出くわした、白田浄水場の近くで解体していたのはかなり大きなシカでした。皮を剥ぎ取られた肉がこんなにも白い物かと驚いたものです。それにしても肉を切りさばく手際の良さは見事でした。
 


次いで見たのは堰口川の上流で、既に解体作業は終わって沢でナイフ等を洗っているところでした。獲物は幾つにもビニール袋に納められ、やはりシカだということでした。こちらは横浜ナンバーの車1台で3人のハンター。
 


この後、三筋山の稜線上で見たのは小柄なシカで、仕留めた直後のことでした。それでも内臓が飛び出て見るに耐えない姿です。集まってきたハンターは総勢6人。4時近かったこともあって、「打った人は早くやれよ!」の声。足から皮を剥ぎ取り始めたのを見ただけで、その場を離れたのでした。
 




その他、練馬ナンバーの車から降りた二人連れにも会いましたが、こちらは未だ収穫なしでした。山の中でこんなにも多くのハンターに出遇ったのは初めてのことでした。